運が良くなる言葉 〜言葉は、口にした言葉を再び言いたくなるような現実を引き寄せる〜

僕はセミナーの後に、必ずと言っていいほど懇親会をやります。参加者の本音や悩みが聞けるからです。そして何よりも楽しいのです。
昨日、福岡セミナーの後の懇親会も楽しかった。
そこで気付いたことがありました。それは、みんな自社の社員さんのことを誇りに思っているということ。
「ウチのスタッフはすごい」と。

僕はリーダーのスタッフに対する認識が人材育成の成否を決めると考えています。
スタッフを誇りに思うと育つ。けなすと育たない。
単純なことです。

言葉は不思議なもので、口にした言葉を、また口にしたくなるような現実が起こります。
「すごい」と口にすれば、またそれを口にしたくなる現実が起こるというわけ。
真偽のほどは分かりませんが、真理だと僕は思っています。

例えば、僕が知る、最もスタッフを誇りに思っている社長の1人に京屋染物店の蜂谷悠介さんがいます。
同社は創業100年の老舗です。創業した当時、全国に1万店以上あった染物店は現在、300社ほどに減っています。
絶滅危惧業種と言っても過言じゃないと思います。
その中にあり、同社は概ね業績好調です。
2017年にはサイボウズ社が主催する「kintone AWARD」でグランプリを受賞しました。

今日の記事をFDAの機内で書いていたら、偶然にも機内誌に京屋さんが載っていた

 

蜂谷さんは、いつもスタッフがいないところで、彼らを誇る発言をしています。
「本当にウチのスタッフはすごい」と自慢話をしています。
次に会っても「すごい」と言っているのですが、それは「以前よりもすごい」を意味していますから、言葉の魔力は本当だと思います。

これを心理学では「ピグマリオン効果」と言うそうです。
例えば、ある学校に新任の先生が赴任した時に、その先生に予め「クラスのA君とB君は天才児だ」と伝え、思い込みをつくり、それがどんな影響を及ぼすかを調べる実験を行いました。
でも、実は、その2人は手に負えないほど勉強ができない子たち。
先生はそうとは知らず、天才児だと思い込み接するわけです。
すると、その子たちの成績が劇的に伸びたそうです。

僕のまわりは良い現実を引き寄せる社長ばかりですが、世の中には不運を引き寄せる社長もいます。

「社員なんて会社のことを真剣に考えるはずがない」「しっかり管理しないとサボる」「事細かに指示しないと動けないよ、アイツらは」

言葉の法則の通り、その後、それらの言葉をもう一度口にしたくなるような出来事が起きると思います。

「炎のコンサルタント」との異名を持つ、故・一倉定先生にこんな金言があります。

『優れた社長は、「うちの社員はよくやってくれる」 と人に語り、 能力のない社長ほど社員の無能ぶりを他人にこぼす』

卵が先か鶏が先か?

自分にできることから始めるのが良いと思います。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

 


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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。株式会社Tao and Knowledge代表 株式会社たくらみ屋代表 一般社団法人夢新聞協会理事長。
指示・命令をしなくても自分たちで課題を発見し行動できる組織「指示ゼロ経営」を提唱する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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