「助けて欲しい」が言える社長は優秀な社長である

「助けて欲しい」「力になって欲しい」…この言葉を心から言えると、社員は本当に自発的に仕事に取り組んでくれると思います。
でも、プライドが高い社長が最も言いづらい言葉ですよね?
自分の弱さを認めるのだから。

でも、言っても馬鹿にされることはないから変なプライドは捨てたほうが良い…そう思っています。

変化の激しい時代では、社長が常に正解を指示できるわけじゃない

社長の言葉を社員がどう感じ受け止めるか?で自発性は変わってきます。

例えば、仕事の依頼をした時に「指示された」と受け止めるか「任された」と感じるか「頼りにされた」と感じるかでは社員の自発性は大きく変わります。

「指示された」と受け取ったら「自分を手足にように見ているんだな〜」と感じ、意欲は湧きません。
指示の仕方によっては反発したくなりますよね。

「任された」の場合、社長・上司でも出来るが、キミに権限を移譲するというニュアンスがあり、少し上から目線です。
でも悪くないですよ。

「助けて欲しい」「力になって欲しい」…これは社長にとっては言いづらい言葉ですが、本当に自分が必要とされていると社員は感じます。
自分には出来ないことがある事を認め、事実上、支配下に置くことを手放す発言ですからね。
本当に自発的なヤル気が高まります。

ただし、これは言葉巧みに社員のヤル気を引き出すというテクニックの話ではありません。
多くの社長にとっての事実なのです。

僕もそうですが、社長だって万能ではありません。
特に変化の激しい時代では、常に正解を指示できるわけじゃない。

本当に、社員の力を頼らないと乗り越えられない時代になったのです。

弱さを見せても社員に馬鹿にされることはない

これから益々変化が激しくなり、同時に何が正解か分からない時代になります。

お客様が求めるものが具体的でなく「いい感じ」といった抽象的なものになっています。
「いい感じの店」「いい感じの接客」「いい感じの盛り付け」
「何のこっちゃい?」って感じですよね?

お客様だって正解が分からない時代です。
社長だって正解を知っているわけじゃなく、適切な指示命令を出すことにに限界があります。
だから、集団の知恵を引き出すことが求められるのです。

それに、いちいち指示を出していたら経営のスピードは遅くなります。

社員を下に見ている社長では経営は難しい、そう言っても過言じゃないと考えます。

じゃあ、変なプライドはどうやったら捨て去ることができるのか?
これにも単一解はないと思いますが、もしかしたら、本当に困った状況に陥ることが一番なのかもしれない、そう思います。

え!?ここまで書いて無責任?

いやいや、天はちゃんと「その時」を与えてくれるから大丈夫。

指示を出して社員がその通りやったのに上手く行かなかった…
そんな時は、変なプライドを捨てるタイミングです。
それでも捨てられなかったら、もっと困る状況になるから大丈夫です。

課題というカタチで社長の精神的な成長のチャンスが来る、そう思います。

よく、大ピンチをキッカケに丸裸になったって話を聞くでしょ?

ちょっと怖いけど、弱さを見せても社員に馬鹿にされることはありません。
それどころか、より愛されるようになりますよ。

「助けて欲しい」が言える社長は、優秀な社長なのです。

それでは今日も素敵な1日を!

誰も縛らない、誰にも縛られないあなたが大好きです。

 


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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。株式会社Tao and Knowledge代表 株式会社たくらみ屋代表 一般社団法人夢新聞協会理事長。
指示・命令をしなくても自分たちで課題を発見し行動できる組織「指示ゼロ経営」を提唱する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。
著書に「リーダーが『何もしない』とうまくいく」がある。

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