創造性の高い組織のリーダーは決してメンバーを下に見ない

「人は、自分が扱った通りになる」…そんな法則があると思います。
例えば、社員を手足として扱うと、本当に手足のような仕事ぶりになります。
言われたことしかしない、自分で考えなくなります。

一方、パートナーと捉えるとクリエイティブな仕事をしてくれます。
自ら考え判断し行動します。

この差は、相手をどう観るか?の違いで、優れた組織のリーダーはメンバーを下に見ません。
言い方を変えると自分を偉いと思わないのです。

僕の師匠、小阪裕司先生は「顧客の達人」です。
そんな達人がいるのか?という感じですが本当にそうなのです。

一緒に食事に行くと分かります。
「これはどんな料理なのか?」「料理に合うワインは?」「あなたのオススメは?」… 店員さんに尋ねることが多いのです。
そして店員さんの提案に真摯に耳を傾けます。

小阪先生は、相手を自分が知らないことを知っているプロとして尊重するのです。
だから、店員さんは「この人のために」と思い最高のサービスを提供するのです。

顧客の未熟者は「金を払っているのだから最高のサービスをするのは当然」という傲慢な態度で店員さんに接します。
金を払っているのだから当然、それは一理ありますが相手も人間です。
贔屓をするのです。

さて「金を払っているのだから」という態度、どこかで見た覚えはありませんか?

そう、社員に対し、「給料を払っているのだから働いて当然」と言う経営者です。
僕の経験ですが、こういう経営者ってお客になった時の態度も同じなんですよね。
それがカッコいいと思っているのかしら?

もしかしたら、社員さんが自立しない、やらされ、創造的な仕事をしない…そんな状態になっているとしたら、それは相手を下に見ているからかもしれません。

そうだとしたら社員さんをトレーニングする前に、関係性を変えなきゃいけないと思います。
顧客の達人に習い、リーダーの達人になる必要があるのではないでしょうか?

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!

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