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あなたの実績が、あなたのパフォーマンスを落とす原因になる

おはようございます。

世に中には「先生」と呼ばれる人種がいます。
学校の先生はもちろんですが、医師、政治家、美容師、エステティシャン、コンサルタント、社労士、税理士…

石を投げると先生にあたる時代(笑)

今日は、先生に限らず、肩書や実績で評価された時に、気持ちよくなることの危険性について書きます。
創造性の破壊が起こる危険性があるという話です。

僕から創造性が欠落した原因とは?

僕の恥ずかしい経験を暴露します。
僕の師匠、小阪裕司先生が主宰する「ワクワク系マーケティング実践会」には社長のアカデミー賞という受賞イベントがあり、数年前に僕がグランプリを受賞しました。
会場はブルーノート東京、ステージでスポットライトを浴びた時に、僕は自分が神になった気分になりました(笑)
受賞の後は、名刺交換の行列が途切れない。

ゆきちゃん

1500社ほどが所属する大きな会ですが、僕のことを知らない人は少ない。
会の集まりに行くと、「あ、あの米澤さんだ」と声をかけてくれる。
僕を知らない人がいると、「コイツもぐりだな」なんて思ったくらい(笑)
その瞬間、鼻がにゅーーーーーと伸びるのが分かりました。
天井につくくらい(笑)

tengu1

危険です。
かなり危険です。

小阪先生は僕に、「グランプリ受賞者には試練が待っているよ」と言いましたが、その時の僕は「まさか、神に試練はないさ」くらいに思っていました(笑)

そして試練が訪れた。
人の評価ばかりが気になり出したのです。
さらに、学びに対する謙虚さが失われてしまいました。
知らない事を知らないと言えなくなったのです。

「フロー」という言葉があります。
最もハイパフォーマンスを発揮する没我の状態ですが、その時人は、「今ここ」にディープに集中します。
フローを妨げる3つの原因は、未来への過度な期待、過去の後悔、他人の評価に縛られることですが、あの時、僕は完全にその状態で、創造性がまったく発揮できませんでした。
どんだけ天狗になってたんだ、と呆れるかもしれませんが、これは誰でも陥ることです。

天狗になっている自分を受け入れ、客観視する

先日、福井で指示ゼロ経営のセミナーを行いました。その翌日は長野市の小学校で夢新聞教室がありました。
そこで、みんなに先生と呼ばれました。
やっぱり僕の鼻は、にゅーーーーーーーーーーーーーと伸びました。
夢新聞では僕は「スネ夫先生」で通っていますが、小学生から「スネ夫」と呼び捨てされるとちょっと腹が立つ(笑)
懲りないヤツなのです。

でも、今の僕はそれに支配されパフォーマンスが落ちることはありません。
なぜなら、自分の状態を第三者的に客観視できるからです。
「あ、オレ今、鼻が3メートルくらい伸びてるな」って具合に。
そうすると、オレってダサいよなって気づくんです。

「先生」というのは「先ず生きている」くらいなものだよ、と自分をコントロールすることができるのです。

すごいでしょ?オレ、すごくない?
あ、いかんいかん、また鼻が…にゅーーーーーーーーーーーーーと(笑)

僕は、肩書で呼ばれ気持ちよくなることが危険なのではなく、その状態に無自覚に陥っていることが危険だと考えています。
無自覚は本当に怖いです。

自覚して自分を客観視できれば、まったく問題はなく、エゴに支配されることはありません。

評価されたいという欲求はエネルギーですので、それを原動力にがんばるのは大事なことです。
でも、ある程度評価された時に、自分を見つめ直すスキルが必要だと思います。
肩書ではない、存在としての自分です。
さて、今日も1日、素敵な気持ちで仕事をしましょうね。
また明日。

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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