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自分の商売が時代遅れになったと感じた時に、とるべき対応策

おはようございます。

昨日は福井県の県紙、福井新聞で指示ゼロ経営の研修を行いました。
今日は、これから長野市に飛んで夢新聞教室を行います。

今日の記事は、業態の進化についてです。
花屋、布団屋、新聞屋…そうした「◯◯屋」という概念を変えていかないと、大手にやられてしまうという話です。

「モノを売りたければ、モノは売るな」から始まる業態転換

さて、昨日の研修のメインテーマは、福井新聞をどう売るか?ということですが、「新聞を売りたければ、新聞は売るな」という事をワークショップを通じて学びました。
禅問答ではないですよ(笑)

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お客様の欲しいものは、決して新聞ではない、新聞を読むことで「なりたい自分になる」ことです。
例えば、お悔やみをチェックすることで「恥をかかない」とか、自分の子ども世代が考えていることを知ることで、「子どもとのトラブルを避ける」とかそういう「コト」です。

だから、新聞の説明をしてもお客様は欲しい気持ちに火がつかないのです。
「あなたがこんな風になれます」とお客様の話をしないといけないわけです。

これが「モノを売りたければ、モノは売るな」ということ。

そして、この発想ができると、業態そのものが変わる可能性があるのです。
業態というのは、「新聞を仕入れて売る」という従来のカタチから進化するということです。

今、扱っている商品・サービスの延長に新たなラインナップを加える

僕の友人に布団店の社長がいます。
彼は「布団を売りたければ、布団を売るな」という発想で業態転換に成功しました。
お客様が欲しいものは、決して布団ではない、「快適な眠りを通じて長生きしたいんだ」と考えました。
快適な眠りの「手段」として布団がある、と考えたのです。
しかも、彼が考える「快適な眠り」とは、ここでは説明でないくらいに彼の世界観が反映された個性的なものなのです。

そう発想した方が、布団が売れるわけですが、彼は同時に、快適な眠りを実現するためには、布団以外にもあると気付いたのです。
「枕、アロマ、照明、眠りの勉強会、ハーブティ」…etc

それらの商品・サービスを加えていった結果、布団屋ではなくなりました。
分かりますか?
セレクトショップになったわけです。
店主が考える、快適な眠りのために必要なものを取り揃えた結果、タウンページのカテゴリーではくくれない、新しい業態に進化したのです。

今、彼のポジションは「眠りの専門家」です。
書籍も出版したし、テレビににも登場しています。

これが業態転換の最も安全で自然な方法だと、僕は考えます。

どんな商売も必ず衰退します。
ライフサイクル(寿命)があるのです。

寿命が近づいた時に、「もうこの商売はダメだ。別の商売を始めよう」と新しい商売に手を出すという手もありますが、それはものすごくリスキーですよね。

今、扱っている商品・サービスの延長に、1つのコンセプトに基づく新たなラインナップを加え、業態を変える方法がいいと考えます。

それは、あなたが理想とする世界を体現させる、あなただけの商売になります。

顧客に強く必要とされる、とっても素敵な商売になりますね。

さて、僕は長野市に飛びます。
あなたも素敵な1日にしてくださいね。

また明日。

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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