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今すぐ名刺の肩書を変えよう

おはようございます。

以前、僕の名刺の肩書には「場の創設者」とありました。
訳がわからないですよね?
最近は「指示ゼロ経営アドバイザー」としていますが、それも変えようと思っています。
アドバイスをしてくれる人、と思われるのが嫌だからです。
だって、指示ゼロ経営の原則は「教えない」ことですからね(笑)
「この人は何をする、何者なのか?」が直感的に分かるものが理想ですが、僕は決して「代表取締役」とは書きません。

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今日は、肩書はヒエラルキー(階層の中の地位)を表現するものではなく、顧客にとって「何をしてくれる人なのか?」を書いた方がいいという話です。

肩書きに階層的地位を書いて誰が得するのか?

通常、名刺の肩書には2つのことを書きます。
部署と地位です。
それは、こちらがBtoBの営業をする場合、キーパーソンが誰なのが分かるので便利ですが、自分の顧客にに対しては別の肩書を用意した方がいいと考えています。

僕が代表取締役の肩書を書かないのには理由があります。
これをお客様に渡した時に相手が思うことは「社長さんなんだ」ってだけです。
もっと面倒くさいのは、弊社に営業などをする相手に渡した時です。
普通、企業はトップダウンですので、僕を口説きさえすれば話が通ると思われるからです。
現場で使う各種マシンを販売する会社は、僕をゴルフや食事に誘ってくれますが、一度も行ったことがありません。

ゴルフ、下手なんだもん(笑)

って違います。

僕に決済権がないから、現場が決めるからです。
美味しいご馳走をたらふく食べて、「後は、現場に聞いてください!」じゃ失礼ですからね。

ヒエラルキーを書くと、それに関心のある人が集まります。つまり出入りの業者です。
トップダウンの会社で、階層的肩書を自分のアイデンティティにして、美味いものを食べたい人はそれでいいと思いますが、自分の顧客に対しては、「あなたにとってどういう人間なのか?」を書くことが大切です。

肩書きには「顧客にとっての役割」を書く

僕の友人には面白い肩書を持っている人がいます。
一番笑ったのは「代表戸締まり役」
一番最後に会社を出るんですね。
別に偉い人じゃないよ、という事を伝えているわけですが、お客様に渡すと、とても面白がってくれ商談がうまく進むそうです。

「服飾作家」という肩書を持つ友人もいます。
アパレルショップの店主なんですが、「作家」という言葉を使っているのは、その人の人生の物語をつくるお手伝いをするというアピールです。
お客様は服が欲しいわけじゃない、それを着た素敵な自分が欲しいということを理解し、その物語を紡ぎだす意識で仕事をしているのです。

「小売店の集客応援マネージャー」という肩書の女性もいます。
男子憧れのマネージャー。その存在はモチベーションに大きな影響を与えます。
って、そういうアピールじゃありません(笑)
社長って細かなスケジュール管理が苦手な人が多いでしょ?着想は豊かなんだけど、それを計画化するのが苦手な人は結構います。

着想の支援をし、1つ1つのアイデアをシナリオに落としこむマネージャーなのです。
1人社長には心強い存在です。

こうした面白い肩書を持つ人も、社内では代表取締役です。
でも、あえてそれを書かない。
それはお客様を中心にビジネスを捉えている証なのです。

お客様が見て、「この人は何をしてくれる、何者なのか?」が分かる肩書を持つ。
それは独自のビジネスモデルの創造に繋がる第一歩だと考えます。

今使っている名刺がきれたら、新しい自分を表現してみてはいかがでしょうか?

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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