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勘違い社員がいなくなる、ビジョン共有の3要件

おはようございます。

大寒の昨日、朝から恥ずかしい思いをしました。
コンビニに行ったら、店員さんや女子高生たちが僕をやたらと見るんですよ。
「オレも有名人の仲間入りか?」と思って、コーヒーを買って出勤。
トイレで鏡を見たら、娘のタンクトップがストールに絡んでいた(笑)

1496696_764645660288615_2521762729602156060_n通報されなくてよかったわ…(笑)

さて、「女子が見る」→「モテている」というのも凄まじい勘違いですが、世の中は勘違いと誤解で出来ています。
人は自分のフィルターを通して世界を見ますので、言ったことが部下に伝わっていないことなんて当たり前だと思います。

例えば、先日、夢新聞で王滝村に行く途中に湖がありました。

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山に挟まれた極寒の湖ってなんかヒンヤリしていて気味が悪いですね。
これ、僕の脳内に浮かんだイメージです。

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でも、隣に乗っていた写真の男はまったく別の事を考えていました。
色が黒いことで有名な僕の親友ですが、彼、一年中ウェークボードをやっていて、湖を見た瞬間に「イケメンだ」って言うんです。
イケメンとは、ウェークボードに適した穏やかな湖面のことね。
ウェークボードはボートに引っ張られて湖面を滑るスポーツです。

彼の脳内を再生するとこんな感じ。

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信じられます?
氷点下の湖を見て、こんなことを考えるなんて。
人は、同じものを見て、感じること、想像することがまったく違うのだと思いました。

会社のビジョンは言葉とともにイメージで共有する

人は自分のフィルターで世界を見ているということですが、これがマネジメントをややこしくしています。
「改善する」「検討する」「調和のあるチームをつくる」「積極的になる」
こうした言葉を聞いた時にイメージする状態は人によって違いますので、部下は完璧にやったつもりでも、上司から見たら全然もの足りないという事はよくあることです。
まさにボタンの掛け違いですね。
「アレ」「ソレ」で通じるのは熟年の夫婦だけです(笑)

こうした日々の小さなズレもありますが、最も怖いのは「会社のビジョン」に対する解釈です
これも想像以上にバリエーションが多く、社員の数だけビジョンが存在しているかもしれません。
自律型組織は、ビジョンが共有されていないと自発的に動けば動くほどバラバラになります。
進めば進むほど、みんなが違う方向に行ってしまいますので全体で1つのものを達成する事はできません。

そのためには3つの対策が必要で、1つは、バラバラになりそうな時「これは変だぞ?」と気付いた時点で調整をすることです。
自律型組織は、それをリーダーの統制下で行うのではなく、気付いた人が気づいた時に自律的に行うことが出来ます。
一気に共有されるのではなく、微妙な調整を経て1つになっていく在り方です。
これはすごく大切で、現実的に、調整をしていたら当初とは違う、もっと魅力的なビジョンに進化する可能性をも秘めています。

もう1つは、「ビジョン」というくらいですから、その時の様子がリアルに体感できるようにすることです。
「視覚」(顧客の笑顔)と「聴覚」(顧客の声)と「感覚」(その時の自分の喜びなど)の3要素を駆使して、臨場感を出すということです。

最後に、ビジョン作成に社員が参画することだと考えます。
まずは社長がビジョンを描きますが、それはすごく漠然としたものかもしれませんし、その方がいいと思います。
そこに、具体的なイメージを社員が参画して貼り付けていくのです。

実は、夢新聞には企業向けのコンテンツがありますが、まさにこれを狙っています。

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以前に参加したあるケーキ屋さんは、「ケーキは家族の団欒ために存在する」という思想があり、社長は「菓子づくりは夢づくり」というテーマを掲げています。
この時点ではビジョンになっていません。
それをスタッフが参画して、具体的にどういう状態なのかを明らかにして、それを夢新聞でリアルに表現します。
それでも、人によって微妙な違いはあると思いますが、ズレを生むほどではありませんし、かえって多様性が生まれて面白いと思います。

社員が思ったように動かないのは、あなたと違う解釈をしているからかもしれません。
細かな部分は気にしないで、まずはビジョンの共有を行いましょう。

それでは今日も素敵な1日を!

また明日。

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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