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10年後にお客様から存在を消される会社

おはようございます。

弊社は今日から仕事始めです。
昨日は夢新聞協会のメンバーと2015年のおおまかなイメージを共有しました。
今年もエキサイティングな年になると思います。

さて、今日は、地域密着型のお店が陥る罠について書きたいと思います。
「ウチは長年地元で商売をしている」という自負を持っている方こそ陥りやすい罠で、それが商機を逃しているかもしれないという話です。

正月に地元商店のチラシが入りますが、その多くには「自店の地図」が入っていません。
ある店主曰く、「ウチは60年もこの地で商売をしているんだから皆んな知っている」と言いますが、僕はそうは思っていません。
すごく勿体無いことになっていると思います。

IMG_5984チラシには自店の地図を入れなければならない

というか、僕は真実を知っているのです。
僕は商売柄、どれだけの人口が転出入しているかを知っています。
僕は長野県の小さな町で商売をしていますが約80%のシェアを持っています。
だから、ほぼ正確に転出入を把握しています。
データが手元にありませんので感覚値になりますが、1年間でおよそ3%ほどの転出入があります。
すごく田舎なので全国平均より低い数字だと思います。
あと、人が亡くなると「お悔やみ情報」が入ってくるので把握できますが、それも転出と考えると想像以上の人口の入れ替わりがあるのです。

10年経つと、全く違う人間で地域が構成されているのです。

だから自店の地図は絶対に入れる必要があるのです。
自分で調べるのは面倒くさいので、そこでお客様の行動がストップしてしまいます。

地図だけではなく、販促活動も継続的にやっていないと、気が付いたら「そんなお店、あったっけ?」となってしまいます。

僕はそれを実体験として知っています。
今からちょうど20年前、父の急逝で急遽社長に就任しましたが、当時の弊社はあまり地元の評判が良くありませんでした。
そこで様々な活動をしましたが、正常化までに10年〜20年はかかると思っていました。
でも、実際はもっと早く、5年ほどで完了しました。
それは活動の質に要因があるのではなく、人口の転出入が後押しをしてくれたのです。
何の先入観もない、転入者がファンになってくれ、客観的な立場で口コミを広げてくれた効果、弊社を嫌っている方が他地域(天国を含む)に転出されたからです。

これがもし、全く変わらない、同じ人間で構成されていたら、ものすごく時間がかかったと思います。

地域というのは固定的ではない。
それを前提に商売をすることが大切だと思います。

あなたのことを知らない人が想像以上にいると思うと、少し可能性が見えてきませんか?

地図を入れましょう。
継続的な販促活動をしましょう。
自分のことをチラシに書きましょう。

ほとんどの商店がやっていないから、やれば圧倒的になれる可能性がありますよ。

それでは、今日も素敵な1日にしてください!
また明日。

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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