いっそ綿密な計画を立てないという経営をしてみてはどうだろうか?

すごく極端な言い方をすれば「計画が役に立たない時代になった」そう感じています。
なぜなら綿密な計画を立てても、変化が激しくてその通りにはいかないからです。
もちろん製造現場の計画的な生産などは例外です。
でも、研究開発や販売、マーケティングの現場、そして経営全般で言えば役に立たなくなってきていると感じています。

だから「走りながら大まかなシナリオを描く」柔軟な行動が求められると考えるのです。

変化が激しい時代には計画が役に立たないことが多い

よく「正解のない時代」だと言われますよね。
本当にその通りだと思います。以前に、友人がカフェをオープンする時に、すごく悩みました。
これだけ一通りのカフェが世の中にある時代に、新しい価値を提供することは難しいからです。コンサルに聞いてもお客様に聞いても答えが分からない。

そこでオーナーは本当に悩みながら理想のカフェをデザインしました。
メニュー、接客、外装、内装…とても素敵なカフェになりました。オープンした時に、お客様が言ったことが時代を象徴していると思ったのです。

「こういうカフェが近くに欲しかったのよ!」

これって生活者も正解が分からないってこと。
言い換えれば、正解は無数にあるとも言えます。商売が以前よりも難しくなった、でもだからこそ楽しい時代だと思います。

友人はオープンすると決めてから「走りながら」考えました。その時の意思決定はこんな感じだったと思います。

「情報を集める」→「大まかなシナリオを考える」→「何らかの行動をする」→「その結果、手に入る情報を集める」…この繰り返しをしていました。

よく言われるPDCA(プラン→ドゥ→チェック→アクション)のサイクルとは少し違っていました。

変化に柔軟に対応できる組織をつくること

今の時代、綿密な計画を立てていたら年がら年中、計画を立ててばかりになると思います。
計画通りに行かなくて、また綿密な計画を立てていたら「計画のための会社」になっちゃうと思います。
会議室が職場です、なんて会社に未来はないと思う。

「大まかな方向性を描き」「やると決め」「やって」「あとで直す」…そんな仕事の進め方が時代に合っています。

これを個人だけでなくチームとして実行する必要があります。

大きな組織ではなく小集団で仕事をする

そのためには大きく重い組織ではなく小集団にすることが大切だと考えます。
社長をトップとした「人間の構成図」ではなく、ビジョンを実現するための機能性の高い「役割の構成図」を描くことだとです。

つまり既存の組織をぶち壊すか、今ある組織が柔軟に変化できるように変えることだと考えます。

組織はカッチリとつくらない

弊社には組織図がありません。なぜなら作ってしまうと「組織優先」になるからです。
何かやろうと思った時に、決められた組織でどうやるか?を考えてしまうからです。
それだと不都合が多い。
そもそも組織は何かをやるために組織されるものだから、やることが変われば組織も変わるはずです。
だから柔軟にカタチを変える集団が良いのです。

偶然を味方にする

綿密な計画を立てると「計画に縛られる」ということが起きやすいと思います。
計画に書いてないことはしない、それはつまり、もっと良くなる偶然の出会いを逃してしまうことになります。
計画通りか?よりも「今の環境で一番最適か?」を重視した方が良いと考えるのです。

計画が役に立たない時代になった。
動的ではなく静的な経営が合うと思います。

ほとんどの企業で組織がカッチリと決められていると思います。それを変えるのはすごく大変だと思う。
でも、その弊害が表面化しやすい時代だから、試練に直面しながら変わっていくと思います。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!


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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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