会社の中にいる「仕切り魔」にはどう対応すれば良いのか?

会社の中に「仕切る人」がいて困るという悩みを抱える社長がいます。お局みたいな存在、いますよね。
特に、自律型組織を目指す社長にとっては頭の痛い問題だと思います。
せっかくトップダウンをやめたのに…と悲しくなってしまいますよね。

仕切りをやめてもらうにはどうすれば良いのか?…今日はその効果的な方法を考えたいと思います。

仕切る人がいても業務がしっかりと回るなら問題はない

まず考えたいのは「仕切る人がいて何か問題があるか?」ということです。
問題がなければ良いじゃん、と思うのです。特に作業現場の場合、ちゃんと仕切る人がいることは良いことだと考えています。
指示ゼロ経営は司令塔がいない経営ではありません。業務をキレイに流すための司令塔は必要だと考えています。

逆に創造性が求めれる仕事の場合は仕切り役がでしゃばりすぎると周りが思考停止になるので改善が必要だと考えるのです。

具体的な弊害がなければ、あとは感情の問題です。仕切る人を良く思わない人は必ずいますが、それはその人の問題です。仕切られたくないという思いは、実は自分が少しくらい仕切りたいと思っているから生まれるのかもしれません。

指示ゼロ経営は仲睦まじいチームづくりではありません。目的、目標を達成できる集団づくりを目指します。
だから一人前として自分の感情をコントロールして相手と折り合いをつけることが求められるのです。

社長、上司は巻き込まれてはいけません。なぜなら上司に言えばなんとかしてくれることを学習してしまうからです。
「先生〜◯◯君が私の悪口を言った〜」なんて先生に言いつけるような子どもじみたことはプロして失格だと思うのです。

感情の問題が頻発するようでは本来の仕事ができませんからね。
とは言っても、難しい問題だと思いますので専門のコーチングの先生に相談するのが良いと思います。

1人では仕切れないような課題に挑戦すれば自ずと仕切らなくなる

さて、仕切る人がいて問題なのは創造性を要する仕事の場合です。指示ゼロ経営では1人では思いつかないようなアイデアを三人寄れば文殊の知恵で生み出すことを目指します。
だから1人1人が自分の考えを言い自由闊達なワイガヤ(ワイワイガヤガヤ)をすることが大切なのです。

これを邪魔するのが仕切り魔です。
しかし、そもそもなぜ仕切り魔が出るかと言えば、1人が仕切れてしまうような課題だからだと考えます。

課題が難しい、ととても1人では解決策を見つけることはできません。自ずと指示ゼロ型になるはずです。

これは作業現場にも言えます。作業がキレイに流れているならば仕切る人がいても問題ないと考えます。
しかし、工程のバージョンアップなど新たな課題が出た時は1人で解決策を出すことができないかもしれません。
逆に1人で出せれば、そのくらいの課題だったと考えるのです。

仕切り魔が多い企業の特徴は、挑戦をせずに現状維持に甘んじていることだと感じています。

同じようなことが派閥にも言えます。
小ぢんまりとした派閥ごときがあっても何とかなるから派閥ができるのです。
「地球上から国家間の争いがなくなる手っ取り早い方法は、宇宙人が攻め込んでくること」だと思うのです。

仕切り魔に悩む前に、挑戦的な課題を持っているかを考えた方が良い。
もし、挑戦をしなくても良くなるのであれば、それで結構だと思います。
そんなに甘くはないですがね…

要は仕切る人がいるかどうか?が問題なのではなく、大きな課題に挑戦しているかが問題だと考えるのです。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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