小学6年生の少年から学ぶ「あえて他人と違う道を選ぶ生き方」

今、そしてこれまでの人生で何かに熱中した経験は誰にもあると思います。
趣味でも部活でも仕事でも、人に言われなくても自ら進んで取り組んだことです。
熱中したがゆえに愉しいし成果も出たと思います。

あんな状態で仕事をしたい、あの想いで人生を送りたい…そんな風に思いますよね。
また経営者であれば社員に、愉しく仕事に夢中になって欲しいと願うと思います。

どうすれば「夢中」は生まれるのか?…今日は商売にハマっている小学6年生の少年からその要件を学びたいと思います。

直感的に夢を描き、そこに向かい夢中で走るって素敵だと思う

その少年を柳沢匠飛(やなぎさわ たくと)と言います。
長野県松本市在住の小学6年生の男の子です。
彼は今、商売にハマっています。
先日は、県内でも有数の麹屋さんに赴き、オリジナルの甘酒「匠のあま酒」を開発し販売しました。

発売後、すぐに150個の受注を受けるほどの好調ぶりです。
それ以外にも、スムージーの製造販売も手がけています。

 

なぜ小学6年生がかくも熱心に商売をしているのか?
その動機と彼の内面に起きた変化を見ると、人が自発性を発揮し何かに夢中になる要件が分かります。

匠飛は僕の親友、柳沢昭の息子です。
出会いは数年前ですが、本格的に付き合うようになったのは、たくらみ屋の相棒、森本繁生さんが主宰する「子ども商店プロジェクト」でした。
ゲームで経営を学ぶ「MG研修」で一緒に学んだことで仲良しになりました。
3月に岐阜で行われたMGでは僕と2人で参加しました。
そこでMGの開発者である西順一郎先生によるMGが7月に開催されることを知りました。
匠飛は西先生がどんな方なのか気になった様子で、「会ってみたい」と言い出しました。
そこで、7月開催の参加費35,000円を自分で稼ぎ出すために商売を始めたのでした。
その時の様子はこの記事を読んでね。

実は匠飛には夢があるのです。
それは、18歳になったらMG研修のインストラクターになることです。
その理由は分かりませんが単なる憧れではないことは彼の本気さを見れば分かります。
1つ言えることは「彼の本質に合っている」ということです。

彼はすでに夢から今を逆算しているのです。
「インストラクターになるために」→「西先生のMGを受講するために」→「甘酒で稼ぐ」
最近では学校の勉強や自分の部屋の環境整備も熱心にやるようになったそうです。

直感的に夢を描き、そこに向かい夢中で走る…なんと素敵なことかと僕は思いました。

少年が教えてくれたこれからの時代を生き抜く力

さて、匠飛の挑戦から、私たち大人が学ぶべきポイントが幾つもあります。

「自分の幸せに正直に生きる」

匠飛の夢には損得勘定はありませんし自分がインストラクターになれるかどうか?も考えていません。
余計な思考が入っていないんだよね。
ただ、直感的になりたいと思ったこと、想像するだけでワクワクすることを、即、夢にしています。

「Being」「Doing」「Having」という考え方があります。
それぞれ「あり方」「やること」「手にすること」に対応します。
「自分は◯◯な人間だから」→「◯◯になる」→「それによって◯◯を手にする」という構図です。
大人になりリスク、損得勘定を考え出すとBeingをすっ飛ばしてDoingを優先するようになります。
就活中の学生を見ると分かるよね。
ところが自分の本質に合ってないDoingは辛いのです。
長続きしないし創造的にもなれない。

では、自分に合ってない仕事は辞めるべきか?と言えばそうではないと考えます。
今のDoingを自分のBeingに合ったカタチにデザインすれば良いと思うのです。
そのカタチは無数にあるはずです。

Beingは頭で考えて解るのではありません。
頭ではなく心、魂が知っている領域で、それを想像するとワクワクするように人間はできているのだと思います。
だから自分の幸せに正直になることが大切だと思うのです。

「できるかどうか?は後で考え、まずは意思決定する」

匠飛は西先生のMGに参加すると決めた段階では、どの様に参加費を捻出するかは考えていませんでした。
「まず決める」→「あとで考える」という思考手順なのです。
やると決めてしまうと、後から実現のための方法を脳が導き出してくれます。
これまたシンプルな思考法だと思います。

「偏ることに躊躇しない」

匠飛がMGにハマっている間、お友達は塾に通っているかもしれません。
その確立が高い。
そうなると本人よりも親が心配になります。
「どうせなら少しでも偏差値の高い学校に行った方が安全な人生を送れるのでは…」と考えてしまいます。
多くの親がそう考えていますから、他と違うことをすることに恐れと不安を感じてしまいます。
僕は柳沢昭を滅多に褒めませんが(笑)彼の考え方…あえて偏ること逸脱することを良しとする考えは凄いと思っています。
今、そしてこれからの時代は何がどうなるか誰にも分からない時代で新しきを創造する力が求められます。
創造性は平均からは生まれないので偏る勇気が必要だと思うのです。

僕は匠飛と付き合って、自分が大人になる課程で忘れてしまったことに気付かされました。
そして、それがこれからの時代を生き抜くために必要な力だということを。

匠飛はどんな大人になるでしょうか?
今からワクワクしてしまいます。

それでは今日も素敵な1日を!

【たくらみ屋主催 子どもが参加できるMGはこちら】

 

■6月23日、24日大阪開催
http://www.kokuchpro.com/event/osakamg20180623/

■7月28日、29日大阪開催
https://www.kokuchpro.com/event/suitomg20180728/

■8月4日、5日長野県松本開催
http://www.kokuchpro.com/event/matsumotomg7/

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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