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成功要因の半分はビジネスモデル、もう半分は「運」だと思う

多くの経営者を見てきて思うことは、成功者は「運が良い」ということです。
「いきなり身も蓋もないことを〜」という感じですが、本当にそうだと思います。
ただし、ここで言う「運」とは単なるラッキーではありません。
もっと深いのです。

成功要因の半分はたくらみの良し悪し、ビジネスモデルだと思いますが、もう半分は「運」だと思います。

今日は運について考えたいと思います。

自分の役割に向かい「運ばれていく」という超自然的な力学が運だと思う

指示ゼロ経営は「望みの統合」という概念を基本にしています。
どういうことかと言うとね、社長が望んでいることがあるでしょ?
もし、それを社員が望まなかったら成功するのは難しくなります。
望まない、あるいは無関心では自ら動くことはないので、色々と対策を講じなければならなくなります。
モチベーションを高めるために、褒めたりすかしたり、金で釣ったりと…
時間も労力もお金もかかりますよね。

「社員も望む」となったら、とても自然な力学が発生しますよね?

さらに、その先に社員の家族も望むことであれば社員はすごく仕事がしやすくなります。
成功確率はグンと上がります。

さらに、顧客も望むとなったら強いです。
エバンジェリスト(伝道師)という言葉がありますが、顧客が自ら進んで宣伝をしてくれるのだからね。

その先には、地域や国家が望むという状態がありますし、最終的には「天が望む」となります。「天が望むことをやっている」…これが真のミッションだと考えるのです。
自分だけの道です。

書家・金澤翔子さんの作品「道」

これは感覚でしか理解できない領域です。
「ミッションを持つことが大切」と勉強して頭で作ったものではしっくり来ないと思います。

「自分という存在、自社という存在がなぜあるのか?」…感覚的に解る…この状態が運を引き寄せるのだと思います。

運とは、自分の役割・なるべきものに向かい「運ばれていく」という超自然的な力学なのだと思います。
だから運っていうのだと思います。

やめてしまえるヤツは、やめても生きていける

世の中には、多くの「具体的な成功モデル」が出回っています。
多くがモデル的には正しいものですが、それを導入しても成功するとは限りません。
その理由は「自分がすべきこと」でないと途中で諦めてしまうからです。

僕にも経験があります。
18年前に信州の名産の通販事業をやったことがあります。
結局、上手く行かずに止めてしまったのですが、その時に思ったことは「やめてしまえる事だったんだ」ということです。
本当にやりたい事だったら諦めなかったと思います。

アメリカの俳優、エド・ハリスはあるテレビ番組に出演した時に「辛くてやめてしまいたいと思ったことはないですか?」と聞かれ、こう答えました。

「俳優をやめてしまえるヤツは、やめても生きていけるんだよ」

その昔、サミュエル・ラングレーという人物はアメリカの陸軍省から多額の資金を与えられ飛行機を開発していました。
優秀な人材を集め研究しましたがどんなに工夫しても飛ばない…

同じ頃、資金も技術もない2人の人物が同じように飛行機開発を手がけていました。
資金は、自身が経営する自転車店から捻出したそうです。
ラングレーと違い誰にも注目されなかったので、滑空成功のニュースはしばらくしてから世に広がりました。

そのニュースを…ライト兄弟の成功を知ったラングレーは、その瞬間に開発を中止したそうです。
エド・ハリスの言葉を借りれば、飛行機開発はラングレーにとっては稼ぐ手段、ライト兄弟にとって「生きること」だったのだと思います。

「自分がなるべきものは何なのか?」

それは飛行機開発や俳優といった具体的な職業の場合もあるし、「夢を叶える会社」「挑戦できる会社」「自分の個性が生きる会社」といった抽象的なことかもしれません。

カタチは様々ですが、人にはそういう「道」があるのだと僕は信じています。

指示ゼロ経営は、ビジネスの舞台でそういう生き方を実現する知識体系だと考えているのです。
成功の要因の半分は「運」…目まぐるしく変化する自分の環境を考えた時に、僕が思ったことはそんなことです。

それでは今日も素敵な1日を!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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