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社員がワクワクと仕事に取り組む一番手っ取り早い方法

社員の自発性とヤル気を高めるには、社員を教育して変えようとするのではなく仕事の質を変えるのが最も有効な方法だと考えています。
魅力ある仕事だったら言われなくてもやるよね?
例えば、嫌がられる強引な営業をやめ本当に価値ある提案をして関心のある方が名乗り出てくれるようにするとか、そんなことです。

でも、職種によっては限界があると思います。
どんなに工夫しても楽しくならない、そんな場合はどうすれば良いのか?

今日はその方法について考えたいと思います。

人にとっての最大の関心事は人間である

つまらない作業でも、それをみんなでやると楽しくなる…そんな経験は誰にでもあると思います。
人間は社会性の生き物だから人と関わるだけで満足が得られるものだと思います。
だから「みんなで知恵を出し合う」「みんなで協働する」そんな仕事の進め方が仕事を楽しくする一番手っ取り早い方法だと考えるのです。

例えば、弊社では最も地味な仕事は新聞配達です。
出社して自分の担当区域の新聞を持って配達に行く、それだけです。
仕事もシンプルで決まったお宅に決められた新聞を決められた時間までに丁寧に配ればいい。
スタッフ1人1人が自分の役割をまっとうすれば合格点がもられる現場です。
個で完結するのです。

しかしシンプルゆえに面白みがないのも事実です。
別に面白くする必要性も感じてはいませんが、年に一度だけ楽しい現場になる日があります。
それが元旦の朝です。
元旦って新聞が分厚いでしょ?
折り込みチラシもドッサリと入ります。
こうなると配達員1人の力では立ち行かなくなります。
そこで協働が発生します。

より良い結果(ミスゼロ)ができるように事前にミーティングを重ねるのですが、これがすごくワクワクするのです。

そしてミスがなかった時の喜びは格別です。
課せられたミッションは普段とまったく同じであるのに。

1人では解決できない課題をチームに与える

僕は、この経験から「仕事は1人でやらせない」ということを学びました。
言い方を変えると「1人では達成できない大きな課題をつくる」ということです。
1人ではできないから協働が生まれる、そしてそこで関わりが生まれ仕事が楽しくなるというわけです。
これなら単純作業の現場でもできそうでしょ?

さらに仕事が楽しくなることで創造性が高まり良いアイデアが生まれます。
これが集団になると「三人寄れば文殊の知恵」になりものすごいアイデアが生まれます。

例えば先日、新聞店向けに行った研修では「新聞店の新しいビジネスモデルを創る」という課題を設定しました。
これって1人では難しいよね?
だからグループの課題にしました。

そうすると誰かがアイデアの口火を切り、それに刺激された人がさらなるアイデアを出していく…気がつけば「実際にやってみたい!」と思うようなアイデアが創出されました。
その時の様子はこの記事を参考にしてね。

参加車の皆さんに僕が訊いたことは2つです。
1、協働すると楽しくなるなったでしょ?
2、1人では思いつかないようなアイデアが出たでしょ?

共創する愉しさとハイクオリティを体験して欲しいという思いも込めてワークをやったのです。

製造現場でもQC活動などで成果を上げている会社がありますが、その多くはチームで取り組んでいます。
大勢のチームではなくても良い、ペアでも良いから1人では難しい課題に挑戦してもらうことが社員のヤル気と創造性を高める秘訣だと考えます。

もちろん1人でやるのが一番だという人もいますので、そういう場合は単独で挑戦してもらいましょう。

人間にとっての最大の関心事は人間である。
社会性の生き物だという特性を活かした方法が一番、成果を上げると思います。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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