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気付いたら凄い構想が出来上がる !凄いミーティング3つの秘訣

アメリカ国立訓練研究所の研究によると、人は黙って聞いている時はその内容の5%ほどしか学習できないそうです。
ところが自分が喋った時、特にグループで議論した時は50%を学習すると言います。
という事は、社内の会議で「誰が喋っているか?」で企業の成長が決まると言っても過言ではないと考えています。
「社長は黙る、社員が喋る」…それが良いよね?
今日はそんな会議にするのは何が必要か?ということを考えたいと思います。

会議を活性化させる3つの要件

いつも僕は黙っている事が多いのですが、先日、徹底的に喋る体験をしました。
実は、今年の秋に指示ゼロ経営の書籍が出版される予定で、その構成を1人で悶々と考えていました。
そこに救いの手が差し伸べられました。
親友で「キキノート」という凄いノウハウを持っている北村奈保子さんです。
キキノートとは、「頭の中が図式化される」魔法のノートです。

よくコーチングやカウンセリングでは質問に答えながら「自分の解」を導き出しますよね?
ところが、よほどのベテランでないと質問された時に圧迫感を覚えることがあります。
また、質問者が解を持っていてそれに誘導されることもあります。(これ、すごく多い)

北村さんのノウハウの神髄は「会話力と図式力」にあります。
普通に会話している自然の流れの中で、素朴な質問をされるので全く圧を感じません。
会話の95%は僕が喋ります。
僕が何を言っても否定しません。
ドロドロした気持ちであっても、全く動じず「うんうん」と聞いてくれます。
それは、「人には闇があって当然」と北村さんが認識しているからです。

喋るって楽しいし気持ちいいんだよね〜
そして、会話が終わると、それがカワイイ図式になり、自分でも「そうそう!僕が考えていたことはこういうことなの」「よく僕の考えが分かったじゃん!」となります。
実はペンの色にも秘訣があるのです。

先日、キキノートワークを受けて、企業の会議にも当てはまることがたくさんると感じました。
1、心理的に安全な場をつくる
2、発言機会を平等にする
3、まとめる

この3つの要件を会議で再現すると素晴らしい会議になると思ったのです。

楽しく喋っていたら、気が付いたら凄い構想が出来上がっている

「心理的安全性」

発言がバカにされたり否定される危険性がある時、人は沈黙を選択します。
発言は未来を創る珠玉の宝ですので、喋りづらい雰囲気は致命的だと考えています。
だから「安全、安心な場」が必須になるんだよね。

「発言機会の平等化」

会議では積極的に喋る人と、おとなしい人がいます。
これはその人の性格ですから何ともしがたいところだと思います。
また、人は集団の中で自分の立ち位置を決めますので、普段はよく喋る人でも、メンバーの中に自分よりイケイケの人がいるとおとなしくなってしまいます。
だから発言機会を平等にする…会議進行の交通整理が大切になります。
北村さんは大勢で喋っている時に、喋らない人がいると「◯◯ちゃんはどう思う?」と誘ってくれるのです。

僕がよく使う方法は「書いてから喋る」です。
まずは付箋などに自分の意見を書き、全員が発表してからディスカッションをすると、アイデアが必ずテーブル上に登るので機会損失を防ぐことができます。

「まとめる」

最後は「まとめる」という段階です。
活性化した会議は、ある意味混沌とします。
思いついた時に思いついた事を喋るのが最も多くのアイデアをテーブル上に出すことができるからです。
しかし、その発言が全体のどこに位置づけられるかを整理する必要がありますよね。
物事の構成は「根っ子」「幹」「枝」「葉」と体系的になっています。
自由に喋ると、これらが混在しますので論理的な思考回路の持ち主はすごく気持ち悪くなります。
そこで、要所要所で誰かが「まとめる」という作業をする必要があります。

これを最初から体系を意識すると、それに思考が縛られ良いアイデアが出なくなってしまいます。
「何だか、楽しく喋っていたら、気が付いたら凄い構想が出来上がっていた」…これが理想の会議だと考えます。

北村さんのキキノートはこれらが網羅されたノウハウですが、これを社内の会議に取り入れる事ができると思います。
全員でこのことを共有し、みんなで創り上げるという意識になれば、きっと社長もビックリする構想が立ち上がると思います。

それでは今日も闊達な1日をお過ごしください!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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