【終了】ゲームで学ぶ!組織の創造性と自律性が高まる賃金・賞与の決め方セミナーin大阪

大好評につき、再び開催です。
社員さんと一緒に参加されると、制度づくりへの意欲が湧きスムーズに進むと思います。

賃金、賞与の出し方で社員のヤル気と自発性は大きく変わってきます。
報酬は魅力的であるがゆえに、その扱いには細心の注意が必要です。
賃金が社員の「自発的なモチベーションの柱」にならないと、社長1人だけが頑張り苦しむことになります。

もし、次のようなやり方をしていたら改善が必要だと考えます。
◆社員さんが給与と賞与の算出根拠を知らない
◆基本給の他に「◯◯手当」といった成功報酬型の手当がついている
◆業績に関係なく賞与が支給されている
◆社長が社員1人1人を個別評価して、それを賞与、昇給に反映させる成果主義をとっている
◆賞与や昇給額を決めるのに何度も考えやり直している
◆初任給が30万、25万と大雑把な数字になっている
◆新入社員が入るたびに初任給が変わる

【賃金制度に関しての問題点】

「その1:そもそも賃金制度がない」
小さな会社では賃金制度自体がないケースもあります。
よく「儲かったらその分、社員に還元する」という社長がいますが、どれだけ儲かったらどれだけ還元されるか?が分からないのは気持ち悪いと思います。
社長の胸三寸で初任給や賞与、昇給が決まる…そんな状態では社員は納得して働けず、自発性も創造性も出ません。

「その2:賃金で社員をコントロールする発想」
これまでずっと、多くの企業がアメとムチの使い分けで社員をコントロールしてきました。
「やったらあげる、やらないヤツは減らす、あるいはあまり増やさいないぞ」というもの。
しかし、それは単純作業には有効でしたが、創造性の要る仕事には逆効果であることが分かっています。
活動量が成果に直結する時代の遺産なのです。

「その3:間違った成果主義」
20年ほど前、「勝ち組、負け組」という言葉が流行った時期に、弊社では成果主義型の賃金体系を導入し大失敗した経験があります。
限られた原資(パイ)をやった人とそうでない人で差をつけ分配すれば競争原理が働き社員が頑張ると思ったのです。
しかし結果は、惨たんたるものでした。
創造のために必要なチームワークは破壊され、1人1人は頑張っているのに全体の成果は出ないし、社員の中に評価の公平性に対する不満が噴出しました。
昨年からマイクロソフト社も個別評価をチーム単位での評価に変えましたが同じ狙いだと思います。

「その4:業績に関係なく賞与が出る」
これは順調に業績が向上した成長期のみに通用するやり方だと考えます。
「頑張ったら賞与が欲しい」という考えは当然ですが、頑張っても成果、業績がよくなければ出したくても出せないのが現実です。
社員1人1人が会社全体を観る視点を持つには業績に連動した賞与支給の仕組みが必要と考えます。

【どんなカタチが理想なのか?】

■儲かったらその分、賃金に反映される…しかも、それが制度化されていてみんなが納得するオープンな制度であること。
■制度を活用して「いくら欲しいか?」から業績を決め、みんなで力を合わせ仕事をたくらみ成果を手にする。
■社員同士に「競争」ではなく「共創」「協働」が生まれるもの…共有された目的・目標に向かい自分たちで自発的に考え判断し行動するチームワークが生まれるもの。

「制度が集団を育てる」…今の時代に合った制度構築が必要だと考えます。
賃金制度は組織の自律性と創造性を支える柱です。

【セミナーの内容】

1、アメとムチの使い分けは社員の自発性と創造性を破壊する
2、指示ゼロ経営を支える賃金制度
3、給与と賞与の算出根拠を明らかにする
4、等級別、号別の「本給月額表」
5、賞与の原資(パイ)を最適に分配する「賞与分配計算シート」
6、仕事の評価をどのように行うべきか?
7、昇給額の決定

以上の内容を、ゲームを通じ、給与をもらう側の心境を体感しながら学んでいきます。
参加特典を2つ用意しました。
1、初任給と昇給の根拠となる「本給月額表」(エクセルデータ)
2、賞与の分配をスムーズに行う「賞与分配計算シート」(エクセルデータ)

【開催要項】

■主催:株式会社たくらみ屋

■日時:2018年5月17日(木)13:00〜18:30(開場:12:30)
■場所:たくらみベース 株式会社こきょう 株式会社たくらみ屋 会議室
〒550-0002大阪市西区江戸堀1丁目10-11 マルイト江戸堀ビル201号
地下鉄四つ橋線 7番出口 徒歩1分
地図はこちら
https://takuramiya.com/hideaway/
■講師:米澤晋也 https://www.shijizero.jp/
■定員:20名
■参加費:32,000円(税別)
■お申込み方法:下記フォームよりお申込みをお願い致します。
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