社内の「人の問題」を作り出しているのは、環境と自分の心である

社長には「人に関する悩み」が絶えないですよね?
「挨拶ができない」「仲間を助けない」「自己中」「会議で発言しない」…もう書き切れないくらい多くの悩みを抱えていると思います。
しかも、その解決は機械の不具合を直すように簡単にはいきません。
相手にも感情があり、もつれると修復が難しくなります。

でもね、本当の原因は「人以外の部分」…環境にあると考えているのです。
人を何とかしようとするのではなく環境を改善するとウソのように悩みが解決することを、僕は何度も経験しています。

人の問題は、その人ではなく環境が作り出している

先日、長野県の諏訪商工会議所で人材・組織に関するセミナーを行いました。
その名も「社員には口が裂けても言えない、人と組織の悩み・ボヤキ研究会」
すごいタイトルだよね?(笑)

商工会議所の担当者と「ボヤキは企業発展の種だよね?」と盛り上がり、企画する運びになりました。

 担当の中沢さんは仙臺四郎に似ている

「理想なきところにボヤキはない」…だから理想を描き、ボヤキの根本原因(環境)改善すれば良くなるのです。

ワークをやってみて本当に多くの気付きがありました。
まずは人の問題は、人ではなく環境に原因があるということです。

例えば、ある社長さんのボヤキは「営業社員が安易な値引きをする」でした。
でも、その根本原因は決算書が公開されておらず、値引きが経営に与える悪影響を知らないからです。

ある会社では「求人を出しても若い社員が来ない」「商品開発会議で発言をしない」というものでした。
これは一見すると別問題に見えますが、実は根本原因はビジョンが共有されていないことだと分かりました。

未来ある会社には未来を夢見る若い人材が来る傾向があります。
ビジョンが共有されていないと現状維持に留まるので商品開発は活性化しません。

これまで人に原因があると思っていた事が、実はそうではない別のところにあると分かった時の清々しい気分は格別です。

実は具体的な損失がないのに悩んでいることが多い

もう1つ、面白い気付きがありました。
それは「具体的、実質的な損失がないことに悩んでいる」ということです。
これは僕も経験があります。

例えば、いつも仕事が遅く周囲に助けられてばかりのスタッフがいました。
僕は、それがストレスでした。
「頼ってばかりいないで努力しろよ」と。

でも、周囲が「しょうがないな〜」なんて言いながら助けていて具体的な損失はありませんでした。
その人も助けてもらったことに感謝していました。
何の損失もないどころか、全体で助け合う風土が醸成されていったのです。
問題ではありませんよね?
問題なのではなく、僕がそれを問題だと解釈していただけなのです。

これってよくあることだと思います。
セミナーでもたくさん出ました。

そこで、セミナーの予定を変更して、この件を扱うことにしました。
ラッキーなことに、それを専門とする方がセミナーに参加されていたので無茶ぶりをしました(笑)

名を鈴木優子さんと言います。


無茶ぶりに完璧に応える鈴木優子さん

鈴木さんは言います。
「事実と解釈は別物」だと。
これを一緒にするとややこしいことになります。

鈴木さんのワークでは、ボヤキを基に、その時の感情だけを切り離して、それに向き合うことをしました。
自分の感情を理解すると、その瞬間に楽になります。
そうすると「何で問題だと思ったんだろう?」となる。
すごいワークですよね?

「目を向けるべきは相手ではなく環境と自分」

すごく楽になると思います。

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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