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社内に「共通言語」を持つと、学びは速く深くなる

社員がよく育つ会社には「共通言語」があると感じています。
社内研修などでお邪魔すると、共通言語で話が進み、僕だけついていけないことがあります。
業界用語ではない、その会社特有のもの。

共通言語を持つことによるメリットは2つあると考えています。
1、コミュニティーへの帰属意識が高まる
2、感性が共有でき社員が成長する

今日は共通言語を持ち、深く成長する社員とチームを育てようという内容です。

共通言語があるとコミュニティは活性化する

以前にコミュニティについて学んだ時に、ある方が「世界最大のコミュニティであるキリスト教から学ぶことが多い」と言いました。
コミュニティへの帰属意識を高めるためには「バイブル」「ミサ」「ホーリーネーム」「年に一度の祭り」「ボディランゲージ」そして「共通言語」が必要だと教えてくれました。


たくらみ屋のボディランゲージはこれ(笑)

この中で、企業にとって一番、取り入れやすいのがホーリーネーム(ニックネーム)と共通言語だと思います。
共通のボディランゲージがある会社って怪しいでしょ?(笑)

共通言語は変わっていた方が良いと思います。
例えば、僕が理事長を勤める夢新聞協会では「伝でん夢師」という共通言語があります。
読み方は「でんでんむし」です。
夢新聞の講師のことを言いますが、我ながらよくできた名称だと思っています。
でんでん虫とかけたのは、夢に向かってゆっくりでいいから一歩一歩進んで欲しいという想いがあるからです。

夢新聞協会のキャラクター「ドリペコちゃん」

そして「最後は消えてなくなる存在」という意味合いも含まれています。
本来、夢新聞がなくてもみんなが夢を描けることが理想です。
だから夢新聞協会のビジョンは「協会の解散」なのです。

伝でん夢師には「参加者の汗と涙(塩分)で消えてなくなる存在」という願いが込められています。(でんでん虫も塩に触れると溶けるのです)

この様に、説明をすると長くなる意味や哲学、思想が共通言語に埋め込まれると「想いの共有」がしやすくなります。
想いだけでなく学びも深くなります。

シンプルな共通言語があると学びが早く、深くなる

説明に手間がかかる概念をシンプルな共通言語にすると、非常に学びが早く、深くなると思います。
短縮URLみたいなものです。
例えば、たくらみ屋には様々な共通言語があります。
たくらみ屋のHPはこちら
https://takuramiya.com/
その中に「皮算用」という言葉があります。
経営計画書のことを指します。

なぜ皮算用と呼んでいるかというと経営計画書には「やらされ」のニュアンスを感じてしまうからです。
上が決めて下に下ろす「上意下達」が多くの企業の慣習なので、どうしても能動的なイメージを持ってしまいます。
「たくらみ」には創造性が要りますが、それは自らの意思で主体的に愉しんだ時に発揮されるものです。
皮算用には主体的、積極的、愉しいニュアンスがないですか?
「フフフっ、こりゃ安く見積もっても蔵が建つわい」って社員さんとほくそ笑むイメージですよね?

このワードがあるだけで概念を一瞬で共有できます。

他にも夢新聞には「あなにやし」という共通言語があります。
「生命の立ち上がり」といったニュアンスですが分かりづらいですよね?
これは日本書紀に出てくる言葉ですが、現代の日本語で説明することが難しい概念です。
言葉で表現できないくらいに感動した時の「!」を意味します。
命を賭けて競技に挑むアスリートの姿に感動するのは、選手から立ち上がる「あなにやし」に触れるからです。
分かりづらいですよね?(笑)

夢新聞の講師養成講座では、様々な映像資料を見ながら「あなにやし」を感じてもらいます。
で、「今感じているのがあなにやしだよ!」と伝えます。

一旦、体得すると、その後は「今のプレゼン、あなにやしが立ち上がっていたね!」で済んでしまいます。
便利でしょ?

だから学びが早く、深くなると考えているのです。

自分の会社を好きになる。
学習効果が高まる。

共通言語を活用しない手はないですね!

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

【指示ゼロ経営を目指す人の悩み相談会、再び開催します】

頭を抱えるような出来事…それは「好転反応」です。諦めずに取り組んで行けば、次のステージが見えてきます。
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http://www.shijizero.jp/archives/5723

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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