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軸があることで商売は広がる、深まる

企業の軸は、社長自らの内面的欲求にある

おはようございます。
先日、数年ぶりに大先輩と会い、楽しく飲みました。
その方は、長野県の小海町というリゾート地でパン屋さんを経営されています。

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以前に、師匠である小阪裕司先生の合宿セミナーでご一緒して、ワークで素晴らしいビジネスモデルが発案されたんです。
参加者がゾクゾクするような面白いビジネスでしたが、本人はあまり興味がなさそうでした。
なぜかと言うと、その方、自分の商売を通じ地域を発展させることを真剣に考えていて、発案されたものはそれを実現させるものではなかったからです。
今は、まったく別の方法で、自社と地域が発展する事業をされています。
時には政治家になり、時には潰れそうなスーパーを買収したり、一見すると何屋か分かりませんが、地域の人の生活の安定だけを考えているのです。

「軸がぶれていない」
すごい方だと思いました。

さて、今日は、「軸はどこにあるのか?」という話です。

先日行った「オンリーワン事業モデル構築塾」の参加者にも、軸を持った方がいました。
レストランを経営されていますが、提供しているものは食事ではありません。
もちろん美味しいメニューはありますが、「食事の提供業」ではなく「小さい子どもがいても、何の気兼ねもなく食事を楽しめる時間と空間」を提供するという軸を持っています。
ママさんを応援するお店なので、子どもが飽きないように絵本やDVDも充実している、そして何よりもどれだけ騒いでもOKというお店なのです。

順調にお客様も増え、売上も好調な最中、新たな冒険に出ました。
メニューの改革です。
実は、経営者の女性のお子さんがアレルギーで、食事が制限されているんです。
アレルギーを持つお子さん、そしてお母さんの気持ちがよく分かっている。

このお店では、定期的にワークショップを行っていて、そこではバイキングが出されるんですが、アレルギーのお子さんは「選ぶ楽しみ」が制限され、好きなものを食べるお友達を見て悲しい気持ちになってしまいますよね。

その悲しさを分かっている彼女は、完全アレルギー対応のメニューを開発したのです。
今って、アレルギーを持つ子どもはすごく多いですからね。

「小さい子どもがいても、何の気兼ねもなく食事を楽しめる時間と空間」
ここに、「アレルギーがあっても」というのが加わり、お店の価値は一気に高まりました。

僕の予想ですが、アレルギー対応にしたことで、アレルギーはなくても健康志向の高い方が新たにお客様になってくれると思います。
さらに、母親であれば、子どもと一緒に過ごす時間を、こんな思いのお店で体験したいですよね。

アレルギーというテーマがあっても、決して深刻にならずに、あくまでも楽しい時間と空間を創り出すことに専念している。

「軸がぶれていない」

わざわざ足を運んでくれるお店なので商圏も大きく広がることでしょう。

あなたの軸はどこにあるか?

僕は、合理性や経営効率性ではなく、あなたの想い、気がつけば常に考えていること、生い立ちや経験から生まれた絶対に譲れないことにあると思っています。

そんなことを考える週末にしてはいかがでしょうか?

それではまた明日!

 

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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