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仕事をしないアイツが自ら成長するために、社長に必要な1つの視点

社長は、やっている社員よりも、やっていない社員に目が行ってしまうと思います。
気になる社員は、いつもヤル気のないアイツ、結果を出さないアイツ、途中で投げ出すアイツ…
家族で食事をしていてもなぜかアイツの顔が浮かんで飯がまずくなる(笑

恋人よりもアイツが気になってしょうがない。

で、アイツを呼び出して個別面談をしてもどうも響いていない…
飲みに誘って励ましたこともある…でも、いまひとつ効果がない。

今日の記事は、そんなアイツが自ら成長するために必要なことを考えたいと思います。

社員の成長に一番影響を及ぼすのは環境である

慣れるまではすごく難しいと思いますが、社長、上司はアイツに意識を向けるのではなく集団全体を観る視点が大切だと考えています。
個々ではなく全体を観る。
まずはこの視点がないとチームもアイツも育たないからです。
人は人との関係で育っていきますからね。
もう少し具体的に説明しますね。

アイツが影響を受けるのは社長、上司よりも同じ立場の仲間です。
仲間の姿を見て自分の行動を決めます。
ひとことで言えば「環境で育つ」というわけ。
もう覚えていないけど、私たちも家庭環境の影響をものすごく受けて育ってきました。
僕なんか、認めたくはないが親父の典型的な「B型思考」に似ていましたもん(笑)
(ちなみに僕はB寄りのO型です)

岩戸に隠れてしまった天照大神は誰の説得にも応じませんでしたが、外で楽しそうに踊っている声を聞いて岩戸の戸を開けました。

「アイツは環境を整えると育つ」…人間はそういうものだと思います。

だから全体を観る視点を持ちながら、マネージャーはアイツではなくやっている社員を見ることが大切です。
アイツのことは忘れてやっている社員と楽しく仕事をすること。

するとアイツは何を思うか?
今まで自分に関わってくれた上司が、急に色々言わなくなってきた。
別に冷たい態度を向けるわけじゃないが、ちょっと寂しい。

そんな時に「一緒にやろうぜ!」のひとことをかければ良いと思うのです。
説教ではなく誘う。
きっと岩戸から自ら出てくると思います。

やっている社員の姿を社内で共有する仕組みを持つ

この原理をもっとダイナミックに活用するには「情報共有」が有効です。
楽しく仕事をしている仲間の姿を、みんなが見れるようにするために社内報などの媒体を使うことです。
多くの企業の社内報が単なる業務通達でしか使われていないのはとても勿体ないことだと思います。

多分、社員は「読みたくないけど読まなきゃいけない」という気持ちだと思います。
社長の偉そうな訓示はやめて、社員の姿を紹介するのが良い。
例えば…そう言えば最近、発行していませんが(笑)ウチではこんな社内報を出しています。

僕がこれを考案した時に心がけたのは次の2点です。
1、楽しそう
2、評価のニュアンスがない
評価の意図があると、社員は評価のために行動するようになります。
そして麻薬のように、より強くより多く求めるようになる。
岩戸の外で踊っている人(神?)が評価されているのを天照大神が聞いたらどう思うでしょうか?
「自分も外に出て評価されたい」と願うと思います。
そして、外に出た瞬間から継続した評価が必要になります。

楽しいそうだから外に出た場合と全く違いますよね?

ちなみに弊社で社内報を発行しなくなったのは必要性を感じなくなったからです。
踊りに加わる人数がある一定の閾値を超えたら、後は何もしなくても広がるからです。
という言い訳をしてみました(笑)
でも本当のことです。

社長、上司はどうしてもアイツが気になると思います。
でも、それは損なことだと思う。

やっている社員に目を向け一緒に楽しんだ方が、ストレスはないしチーム全体が良くなるからね。

視点を180度変えてみてはいかがでしょうか?

それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい!

ワクワクすることに積極的なあなたが大好きです。

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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