求人広告を出しても人が集まらない時に疑う3つのポイント

今、多くの中小企業が人手不足に陥っています。
これは僕も肌で感じていて、弊社も以前ほどは集まらなくなっています。
それでも、さほど心配はしていません。
なぜなら「なぜ集まらないか?」を分析することができる=どうすれば良いか?を考えられるからです。

今日の記事では、求人を出したのに集まらなかった時に疑うポイントについて考えます。

求職者が知りたい情報が全て載っているか?

まず疑うべきは、求人広告の内容です。
結構、雑な求人広告が多いと思います。
例えば、給与に関して「当社規定による」としか書かれていない求人をよく見ますが、知りたいことが書かれていないとリスキーなので行動してくれません。
問い合わせをして「給与はいくらですか?」って聞きづらいでしょ?
行動しないほうが安全と判断されちゃう。

「魅力がないのではなく、知りたいことが書かれていないから行動できない」…想像以上に多いことだと思いっています。

他にも、求職者は色んなことを知りたがっています。
これらは、人々の「退職理由」から探ることができます。
リクナビの調査では退職理由のランキングは以下の通りです。

1位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
2位:労働時間・環境が不満だった(14%)
3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
4位:給与が低かった(12%)
5位:仕事内容が面白くなかった(9%)
6位:社長がワンマンだった(7%)
7位:社風が合わなかった(6%)
7位:会社の経営方針・経営状況が変化した(6%)
7位:キャリアアップしたかった(6%)
10位:昇進・評価が不満だった(4%)

特に真剣な求職者はこういうことを知りたがっていると考えています。
特に「会社が目指すもの」「職場の雰囲気」「労働時間」「賃金」「昇給」「どんな人が社長なのか?」「どんな人がいるのか?」
だから、書かなきゃね。
求人広告のスペースは小さいので、自社HPや求人資料などに盛り込むことだと思います。

そもそも見てもらっていないことを疑う

求人は出せば見てもらえると思ってしまいますが、まったくそんな事はありません。
例えば、弊社では折込チラシで新聞配達員の募集をかけますが、これはあまりお勧めしません。その理由は…
求職者はチラシを見ないからです。
ハローワークに行くか専門の求人誌などをチェックするでしょ?
媒体の選択は非常に重要です。
弊社が折込チラシで仕掛けるのは、主婦層を狙っているからという特別な理由があるのです。

求人広告ではなく、マーケティングの話ですが、以前に同じ経験をしたことがあります。
地元の幼稚園の募集のお手伝いをした時のことです。
チラシを作り、若い主婦が集まるスーパーやドラッグストアに置かせてもらいました。
ところが申し込みが来ない…
すると、すぐに「ウチの幼稚園には魅力がない」「チラシの書き方が悪かった」と極論に行きがちですが、その前に疑うべきは「そもそもチラシを見てもらったか?」「手に取り、持ち帰ってもらったか?」です。

そこで、事件は現場で起きているってことで現場に行くと、チラシが減っていないことが分かりました。
なぜか?
目立たなかったからです。
そこで、すごく目立つように大きなポスターを付け、嫌でも目に留まるようにしたら一気に申し込みが増えました。

「見る」→「手に取る」→「読む」→「バックにしまう」→「家に帰って家族に相談する」→「後日、申し込む」

申込みまでの相手の行動をは実はこんなにたくさんあるのです。
どこかでゼロをかけたら全てパーです。

ゼロをかける場所は、最初の「見る」と「知りたいことが書かれていない」この2つが多いように思います。

最後に…求人は書いた通りの人が来る

採用活動は人数が集まれば良いってもんじゃありません。
人数は少なくても、自社に合う人、自社の目指すものに共感する人を集めないと意味がありませんよね?
だから、想いやビジョンを伝えることが大切だと考えています。

単に「職」を探している人は入社時点で目的のほとんどが達成されます。
お金にならない事をやりたがらない傾向が強いと思います。
対し、生き甲斐、やり甲斐を求めている人は入社してからがスタートです。
どちらが真剣に仕事をするか?どちらが成長するか?は自明ですよね?

だから求人広告には労働条件だけでなくビジョンや想いを書くことが非常に重要だと考えています。

知名度が低く小さな会社にもヤル気のある優秀な人材は集まります。
それを信じて、工夫をしてみてはいかがでしょうか?

それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい。

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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