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人材育成と組織開発を男女の関係に例え考えるとよく分かる

僕は社員との関係を男女関係に置き換えて健全度をチェックするようにしています。
便宜上、社長を男性、社員を女性で考えてみるのです。
そうすると色々と不自然なことをしているのが見えてきます。

今日は、モテる経営について考えたいと思います。

男が女を囲う関係

男女の関係は多種多様ですが1つ1つ、紐解きながら経営について考えたいと思います。
トップバッターからちょい不謹慎ですが「囲う関係」から行きたいと思います。

今はめっきり減りましたが僕の親父世代には「女性を囲う」(失礼な表現ですみません…って僕が謝るのも変ですが…)ことを甲斐性としていた男性がいました。
女性を囲っている男性の多くが金持ちです。
しかし人間的な魅力に欠けている人も多いと僕は感じています。
以前に「財布の厚さも人格のうち」なんて豪語していた方がいましたが、最近は財布も毛も薄くなってしまったせいか、年齢のせいかは分かりませんが、ずいぶんおとなしくしています。

「囲う」という言葉にすべてが表れていると思います。
なぜ囲うのか?
逃げてしまうからです(笑
気持ちではなく利害で繋がった関係では、関係性を維持するのに多額の金が必要になります。
これはビジネスにも言えます。
顧客の囲い込みをしている会社ほど維持コストがかかりますよね?
ポイント制度や上得意の割引など。
同じように、社員が想いや理念に共感していなくて、利害だけで繋がった会社も必要以上にコストが増大する危険性があります。

社員を権力、権限で従わせるのは簡単。
でも、自発的、主体的に動いてくれるのは難しいと思います。

男が尻に敷かれている関係

これは万年人材不足の会社に多い現象だと思います。
「辞められたらどうしよう…」とビクビクして下手に出てしまうケースです。
僕もこれを経験しています。
新聞配達員が確保できなかった昔、配達員から声をかけられるとビクっとしましたもん。
「辞める」って言い出すんじゃないかって。
何度か「そんな事を言わずに、もう少し、3ヶ月だけでも頑張ってよ」と引き止めたこともありましたが、それで残った人の中には「やってやっているんだぞ」という態度になった人もいます。
その時の反動から新人が確保できた瞬間に「もういいよ」と冷たい態度になってしまったのですが、それを見た既存社員への悪影響は計り知れません。
「ああ、社長は用済みになるとああいう態度をとるんだ」と思われてしまいます。

採用に強い会社を目指すことが大切だと思います。
これに関してはこの記事を参考にしてね。
「やり甲斐を求める人が集まる求人広告の書き方」

別れ話をされた時に「そんな事を言わずに、もう少し、3ヶ月だけでも…」ってのはダサいです(笑)
キッパリと「そうですか」と言えるようになりたいものです。

そして、これも共感でつながっていないことで起きる現象だと考えています。
損得勘定、利害だけで繋がるとロクなことがないですね。
媚びるやつはモテナイ…これは営業でもマネジメントでも言えることだと思います。

相思相愛の仲

男女関係で一番健全な状態は「純愛による相思相愛」ですよね。
相手への世俗的な条件、利害は二の次でまず愛がある。
どちらが上でも下でもない対等な関係で成り立ち、互いが互いを必要とする協働関係にあります。
互いの自由や個性を尊重して、変に束縛し合わないカップル(夫婦)は素敵ですよね。
まさにパートナーシップです。

職場で言えば、社長が社員のことを手足ではなく頭脳と観ていて、その信頼に社員が応えている関係です。
社員1人1人の個性を尊重している。
1人1人が自由と好き勝手の分別をつけ、思い通りに仕事をしている。
いちいち指示命令を出されなくても、自ら判断し仲間と協力しながら行動し成果を出す。
まさに指示ゼロ経営が目指す理想です。

こうした関係が成立するには個の尊重とともに、ビジョンが共有されていることが必須だと考えます。
「浸透」ではなくてね。

カップルで男が彼女に自分たちのビジョンを浸透させるって変でしょ?
一緒に「こうなったら良いね〜」と共創していくものですよね。
だから大切なものとして捉えてくれる。
自分事になる。

ほら、男女の関係で例えると分かりやすでしょ?

昔は亭主関白はカッコ良かった時代もありました。
経営で言うとトップダウンです。
今でも女性には結構モテますが、トキメクのは最初だけで、熟年離婚を突きつけられる可能性も忘れてはいけません。

この方法を狙う道もありますが、この場合、亭主(社長)は常に正解を示し続けることが求められます。
僕には無理です。
そういうタイプではないと言うのではなく、これだけ変化が激しく何が正解か分からない時代においては難しいと考えているのです。

と、今日はマネジメントを男女関係になぞらえて考えましたが、要するに、夢を持ち、社員がイキイキと自信を持って自由闊達に働いている会社はお客様にも求職者にもモテるということだと思います。

時々チェックしてみてはいかがでしょうか?

それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい!

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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