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何でも1人でできることが自立じゃない。助けを求められる人が自立した人である

「いちいち指示を仰がずに自分で考えて欲しい」「言われる前に行動して欲しい」
自立した社員さんを育てようとがんばっている社長は多いと思います。
でお、ここに大きな落とし穴があります。

それは「人に聞いちゃいけない」「人を頼ってはいけない」という勘違いが生まれることなんだよね。
これはすごく勿体ないことだと思うんです。
1人で頑張るよりも学び合った方が、みんなが得をするからです。

今日は「本当に自立すること」について考えたいと思います。

真に自立した人は全体利益を考えられる人

真の自立とは、何でも自分1人でできることではなく、人に助けを求めること、頼ること、そして困っている人を応援できることだと考えています。

その理由は、その方が「全体として」成果を出せるからです。
自立は一人前と言い換えることができると思いますが、一人前は自分の事だけでなく全体を考える視点を持ち行動できる人だと僕は考えています。

「チームワークに好影響を及ぼせる人」

チームワークについて考えたいと思います。
そもそもチームワークはなぜ必要か?という話ですが、これが当たり前すぎて考える機会が少ないと思います。
チームワークの研修などでも、チームワークが良いことは大切という前提で始まりますよね?
「なぜ必要か?」を考えることが大切だと思うんです。

チームワークは「全員が得をするから大切」と僕は考えています。
精神論ではない。
道徳の話ではなく損得の話で考えています。
例えば、会社を船に例えると分かりやすいと思いますが、乗っている船が沈んだから全員が海の底です。
船の中でトップもビリもね。
で、船内で争っていると船は沈んでしまいます。
全員が得をする一番の方法は、みんなで協力して、沈まない船・豊かな船を創ることです。
誰のためでもない、自分のためなのです。

ちなみに、「徳」とは「得」を追求したカタチだと思っています。
「自分だけ良ければいい」って徳のない人は得を得られないでしょ?
近江商人の「三方良し」は徳の高い考えですが、同時に一番得をする考え方でもあります。

自立した人が集う自律したチームを目指す

チームワークの良し悪しはたった3つの質問で分かります。
1、「自分が困っている時にわまりは支援してくれたか?」
2、「困っている仲間がいた時に、あなたは支援してあげましたか?」
3、「”助けて欲しい”が言いやすい雰囲気でしたか?」

この3つにみんながYESと答えるチームは、真に自立した1人1人が集まる集団です。
そして、チームワークが良く、みんなが得をする徳の高いチームです。

「真の自立とは、何でも自分1人でできることではなく、人に助けを求めること、頼ること、そして困っている人を応援できること」

こうしたチームは、勝手に、自律的に成長する自己成長型チームに進化します。
加速度的に成長していくんだよね。
なぜなら、仲間同士で学び合うことが最も学習効果が高いからです。

「社長・上司 対 1人1人の社員」という構図で教育をするのは物理的な限界があります。
上司の時間は限られているので、全員に十分な時間を割くことができないからです。
大抵は、デキない社員、問題を起こす社員に多くの時間が割かれていると思います。

また、上司が常に正解を示し続けることは、今の時代では困難です。
色んな人の、色んな視点で考えた方が正確に近づきます。
そして速い。

1人が指導するよりも学び合う方が何十倍も「学びの機会」が多いのです。

真に自立している人…1人前とは、何でも自分1人でできる人ではない。
時に仲間を教え、時に教わる、チームワークに好影響を及ぼせる人なのです。

それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい!

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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