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社員1人1人が自己実現できる舞台が会社だと思う

僕は夢を持つことはとても大切だと思っていますが「夢は追わない方が良い」と考えています。
なぜなら、追うということは今ここにはなく未来にあるってことでしょ?
「今、この瞬間に自分とともにある」…そう考えているからです。
目標は未来にある、でも夢は今ここにある。

今日の記事は、ちょっと不思議な人生観について考えたいと思います。

人は役割を持って生まれてきた…と僕は思う

僕は人生の目的は「幸せに生きること」と考えています。
で、幸せの定義は人それぞれだと思いますが、多くの人が自己実現をあげます。
弊社の社員に「仕事をして一番幸せだと思った瞬間は?」と聞いたところ、多くが「自分の成長が実感できた時」と答えました。
会社の目標を達成した時と答えた人はゼロでした(笑

さらに「成長とは?」と詳しく聞くと、つまるところ「自分の役割に近づいた時」というような事を言います。
できなかった事ができるようになったら嬉しい。
その繰り返しで「自分だからできること」「自分がやるべき事」…大げさに言えば天命、使命に出会った時に悦びを感じるのだと思います。

それと同じような事を様々な偉人が行っています。
ピアニストのフジ子・ヘミングさんはこう言いました。

夢を持つ、夢を追いかけるなんていうのは、夢と自分との間に距離があるでしょう。そうではなくて、自分と一つになっているものがある。そういうものがあると、運命が巡り巡って、神様は必ず配慮してくれる。そんな気がします。

トムソーヤの冒険の著者、マークトウェインさんはこう言いました。

人生で一番大事な日は2日ある。生まれた日と、なぜ生まれたかを分かった日

確かめようがないことですが、どうやら人には役割があると思います。
それに気付いていない人でも「今、この瞬間も」それと共に生きているのだと思います。
だから自分探しをしても見つからないと思うのです。
自分探しのワークは仮説を出すものだと思います。
それを確信するのは日々の仕事の中だと。

「どうやら自分はこんな人間らしい」と漠然と感じていたことが、実体験を通じ確信に変わる…それがマークトウェインさんが言う「なぜ生まれたかを分かった日」なのだと思います。

1人1人の人生が開花する会社は業績も良い

人は自分軸で生きている時、仕事をしている時に最も高いパフォーマンスを発揮します。
なので人材育成の目標は「その人が発揮されること」だと考えています。
そして組織開発の目標は、「1人1人が自分の才能を発揮しながら全体の最適化が起こること」だと。
そして経営の目標は数値の最大化ではなく「携わる人が幸せな人生を送ること」だと考えています。
そのために会社があり、そのために数値が必要という構図です。

先日、とあるプレゼン大会に参加しました。
1人のプレゼンターの言葉に感銘を受けました。
長野県内でセレクトショップ(服屋さん)を経営する株式会社バルバコーポレーション の佐藤 太一社長です。佐藤さんは20代で起業して会社を大きくしましたが、その道程は困難の連続でした。
ずっと自分1人で頑張ってきたが、その限界を感じていたところに、1つの気付きが生まれました。
それは「会社は社長1人で経営するものではない」という気付きです。
「社長という役割を演じるいち社員である」という視点に立ったそうです。
つまり、それは同時に社員みんなに役割があるということだと僕は解釈しました。

そしてこう言いました。
「会社とはそこに関わる人が自己実現するための舞台である」と。

僕は自己実現とは、何か別のものになるのではなく、自分の役割に気付くこと。
そして、それを演じられる実力を備えた時に起こるものだと考えています。

だから未来にあるようで実は今、ここにある。
「今、ここ」の連続の中で自分を磨いた時に「なぜ生まれたかを分かった日」が訪れるのだと思います。

働く1人1人の社員に、そんな日が訪れる経営は素敵だと思います。
そして会社は強くなると思います。

指示ゼロ経営はそれを実現するもので、どうやら僕はその研究と啓蒙が役割なのではないかと感じています。
まあ、大いなる勘違いってヤツですがね(笑)

それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい。

誰も縛らない、誰にも縛られないあなたが大好きです!

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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