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時間管理と言うけれど、本当に管理すべきは自分である

「無いものではなく有るものに目を向け活用する」と言いますが、本当にその通りだと思います。
隣の芝生は青く見えますが、自分の芝生に目を向ければできることはたくさんあると思います。「家柄が悪い」「学歴がない」「お金がない」…確かに人生は平等ではないと思います。
でも、平等に与えられたものがあると思います。
「時間」なんかその典型ですよね。
そして「個性」です。

今日の記事は「時間を上手に使う」という事の本質について考えたいと思います。

「時間の使い方」ではなく「自分の使い方」を変えた2人の事例

時間管理という概念がありますが、僕は管理すべきは自分自身だと考えています。
「時間をどう使うか?」ではなく「時間を何に使うか?」という意味ね。
どんなに上手なタイムスケジュールを組んでも、取り組んでいることがズレていたら実りは少ないと思います。

例えば、僕の友人に地方では大手のレストランチェーンの家に生まれた方がいます。
長男ですので、後継者として期待され、それに応え家業に入りました。
でもね、全然楽しそうじゃないんです。
薄々「この商売は自分に合っていない」と感じていたと思いますが、思い切って冒険に出ました。
今は、自分で起業して出版に関する仕事をしています。
すごくイキイキとしています。

「時間の使い方」ではなく「自分の使い方」を変えたのです。

企業ばかりではありません。
夢新聞の仲間に、愛知県岡崎市に住む山本和弘さんがいます。
夢新聞を認定講師制にした、一番最初の「0期生」で受講してくれたんです。
認定講座ではプレゼンテーションの練習をたくさんするのですが、どうも上手じゃないんです。
なんか、原稿を丸読みしている感じで伝わって来ない。
本人もそれを感じて不安に思ったでしょう。

でも、諦めずに練習を重ね、夢新聞を自主開催しました。
僕も現場にいましたが、やっぱりぎこちない。

講師業は自分に合っていない…そう思った彼がとった対策が素晴らしいのです。
「諦めて違う道に進む」ではなく「今置かれている環境で、自分の使い方を変える」という選択でした。

出た答えには僕もビックリしました。

自分というかけがえのない存在をいかに活かすかをデザインする

彼は、原稿がないと話せないという短所を長所に変えてしまったのです。
何をしたのか?
なんと!紙芝居形式でプレゼンテーションを進めるという方法です。


子どもたち、熱心に話を聴いていますよね

これには一本やられました。
これも「自分をどう使うか?」のデザインですよね〜
この成功に味をしめた彼は、紙芝居専用の自転車まで買って、夢新聞以外の活動にも進出しました。
時間管理ではなく自分の管理…時間の使い方ではなく自分の使い方を最適化したわけです。

もし彼が自分にないものに目を向け、それを克服しようと頑張ってしまったら生まれなかったカタチだと思います。

有るもの…自分の才能と時間の組み合わせを最も最適な形にデザインする。
モチベーションも創造性も、比較にならないくらい高まるあり方だと思いますし、企業はこのことを真剣に考える時期に来ていると考えています。
以前の大量生産・大量消費の時代は、人間はできるだけロボットに近づくことが求められました。
でも、モノが溢れ返り、生活者の欲求が高度&抽象化した今は、ロボットにはできないことが求められますからね。

「人間らしい」というと安っぽく聞こえますが、その真の意味を考える時代なのだと思います

調べたわけではないですが「しめい」で変換すると「氏名」「使命」「指名」と多くの「しめい」が出てきますよね?
これ、偶然ではなく関連があるのでは?と思っています。

自分というかけがえのない存在を表す…「氏名」
その自分の生命の使い方…「使命」
自分の道を生きている人は多くの人に求められ「指名」を受ける。

根拠はないけれど、そんな三段活用があるのだと思います。

それでは今日も素敵な1日を!

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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