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社員の個を活かすには、マーケティングのシナリオが欠かせない

顧客の気持ちを察し、それが盛り上がるようなシナリオを描く

おはようございます。
先月は僕の誕生日だったんですが、しばらく会っていない友人からお祝いのメールが来ました。
女性なんですが、若いころキャバクラ嬢で今は保険の外交員をしています。
賢い人で、外交員になる前提でキャバクラで働いていたんです。
保険のお客様になってくれそうな見込み客と5年ほどかけて、たくさん出会い人間関係を作ったのです。
電話番号やメルアドも簡単に入手できるしね。
しかも保険に入っていない、独身男性のファンを作った。
だから、保険屋としてデビューした瞬間に年間MVP。
多分、その見込み客の方々、キャバ嬢を辞めたのに連絡が来たものだから、鼻の下を3メートルくらい伸ばして、ホイホイとアポを入れてしまったんだと思う(笑)

泥臭いけど、完全なシナリオ発想ができていますよね。

マーケティングも恋愛もシナリオ

昔、学園もののドラマで、男女がすれ違いざまにぶつかって、「大丈夫ですか?」「あ、素敵な人…」なんて場面がありましたが、あれ、現実にはありませんよね?(笑)
あり得ないシナリオです。
あと、僕の大学時代の友人で、狙っている女の子をいつも校門で待ち伏せしてデートに誘っていたヤツがいましたが、それで恋が実るなんて奇跡です。
合コンで自慢話や武勇伝ばかり話すヤツもモテない。

恋愛の話ですが、ことビジネスでも同じようなことをしているケースは多いと思います。
お店に入った瞬間に売り込んでくるショップ。
夕食の団らん時に訪問したり電話営業してくる会社。
扱う商品のことばかりが書かれたチラシ…

相手の気持ちを察し、それが盛り上がるようなシナリオを描いている会社はすごく少ない、でも、数少ない着実に成長している企業です。

友人のキャバ嬢の場合は悪魔のシナリオで(笑)、なかなか真似ができませんが、顧客本位でマーケティング・セールスのシナリオを組み立てる、設計図をつくることが大切だと思います。

マーケティングの設計図があって初めて社員の個性が活きる

「設計図」というのは誰が見ても、「何をすれば」「何が出来上がるのか?」が一目で理解できるものです。
マーケティングの設計図も同じで、キャバ嬢の件で言えば、例えば、顧客に自分の将来の夢をさりげなく伝えて「応援するよ!」と言わせることが、設計図の「1つのパーツ」として必要だということが分かります。

シナリオは組織で活動するときには必須の要件です。
1人でやるなら自分の頭の中で描けていればいいけど、組織で行う場合「誰が」「どのパーツを担当するのか」が全員に理解されていないと、自分のすることが何につながるのがが理解できず、意欲が削がれてしまいます。

自社は「誰の、どんな幸せを創造する企業なのか?」
それをどの様な商品・サービスで具現化するのか?
見込み客と出会うにはどうするか?
顧客と人間関係をつくるには?
流出客の対応は?
繰り返し購入していただきには?
別の商品も買っていただくには?

こうした要件を1枚のシートで見えるようにした上で、社員の参画によりアイデアの肉付けを行う。
誰がどこを担当するかを立候補で決める。
社員が参画する中で設計図を完成させることが大切です。
個を活かすなら。

sinario

そうすれば森と木を同時に見ることができる。

これが個を発揮しながら抜群に調和する組織のあり方です。
指示・命令で決まるわけじゃないから、多少じれったいですがやる価値は十分にありますよ。

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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