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人間に欲望がある限り商売は不滅、希望しかない

企業経営において何が一番大切か?と問われれば、僕は「希望」だと考えています。
あ、小池都知事の支持者じゃないよ(笑)
どんなに儲かっている企業でも将来に不安を抱えていたら毎日は充実しませんよね?
逆に、発展途上であっても未来に希望が持てる会社は、みんながイキイキとしています。
理想は、今も良いけど将来はもっと良くなるという予感の中で仕事をすることだと思います。

そして希望は社会が、政治家が確保してくれるのではなく、自分で創り出すことができるものだと思います。

今日は、社員1人1人が希望を持って仕事をするためには?ということを考えたいと思います。

希望は環境に依存せずに自分で創り出す事ができる

先日、面白い会に誘わて参加しました。
教員、経営者、コンサルタント、大企業の社員さん…様々な立場の10名ほどの会です。
長野市内に沖縄、高知、石川県、東京と遠くから参加されていました。
テーマは「教育」です。
とてもざっくばらんとした雰囲気の中で自由にディスカッションが行われたのですが、その中でコンサルタントの方の話が面白かった。

「希望が持てる」という話題の中でこんな事例を話してくれました。
その方の顧問先に大手の金属メーカー(名前は出せない…)があり、そこの社員さんの話です。その社員さんは自動車の部品をつくる部署に入ったのですが、当初の希望は花形であるボディの開発に入りたかったそうです。
でも、配属先は地味なドアロック(鍵)の開発でした。
毎日、やさぐれて不平不満ばかり口にしていたそうです。
ところがある日、はたと思った。
「世界中で自動車のキーロックの開発者はどのくらいいるのだろうか?」と。
世界に200人ほどだという事が分かりました。

そして決意しました。
「200人のトップに立つ」と。

希望はどこにあるか?
環境ではなく、その人の中にある…僕はそう実感しました。

彼は、もしかしたら地味なキーロックの分野で、これまでになかった斬新な製品を開発するかも知れません。
どんな環境に置かれても希望を持った人にしか斬新な開発はできないのだと思います。

環境が悪くなればなったで希望は持つことができる

10代〜20代の若者に行った内閣府の世論調査では「将来に希望が持てるか?」という質問に対し、持てると答えた割合は61.6%と諸外国の中で一番低かったそうです。
(内閣府 子ども・若者白書平成26年度)
これは僕も夢新聞の活動で感じていることです。

経済も社会保障の面でも、確かにそう感じざるを得ない状況になっていると思います。
だからこそ「希望の本質」を教育する必要があると考えています。

「希望は自分でいくらでも創り出すことができる」

例えば、僕が商売を始めた1995年は、今から見れば「失われた◯◯年」のスタート地点でした。
不景気が単なる景気循環によるものではなく社会の成熟に要因があるという事がわかり始めた時期でした。
希望が持てない時代の始まりの頃だったと思います。
僕は、そんな時期に商売を始めた自分が不運だと思っていました。
「もう少し良い時代に生まれたかった」…そんな事を尊敬する大先輩に言ったら、先輩にどしゃまく怒られました。

お前は馬鹿か?商売人失格だ!「困った困った」と言っているが、お前が困っている場合じゃない!世の中に困っている人がいるんだから、その人達が困らなくなるような商品なりサービスを創れ、この馬鹿者がー!

今、流行りの「違うだろーー!」を喰らいました(笑)

「人の欲望が就きない限り商売は不滅である」

自分が困っている場合じゃない。
希望を失っている場合じゃない。

希望が持てない時代だからこそ持てる希望があるのだと思います。

それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい!

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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