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実はこんなにある。企業を衰退させる「見えない」仕事

精鋭組織を創りたければ、少人数にしたほうがいい

おはようございます。
連休明け、今週もがんばりましょうね。

今日は精鋭組織を創りたければ、少人数にしないと出来ないという話です。

僕も昔、失敗した経験がありますが、業績が良い時ってつい人を採用しちゃうんですよね。
さすがに正社員を採用するのは勇気が要りますが、パートの場合、ちょっと忙しくなると入れてしまう。
でも、それが衰退の序章だということに気づくのは、ずっと後の話でした。

人数が多いと社員はゲームを始める

「少数精鋭」は少数だけれども強い組織を言いますが、僕は、少数組織だから精鋭になると解釈しています。

精鋭組織を創りたければ、少人数にしたほうがいいということです。

業績が良い時って忙しいから、つい人を採用してしまいますが、人が1人増えるということには想像以上のコストがかかります。
その人の人件費だけじゃなく、福利厚生などの間接コストもかかりますよね?
でも、それ以外にも恐ろしいほどのコストが発生するのです。

例を挙げれば…
まず、余裕ができるから様々な仕事をつくり出します。
余計な仕事を熱心に開発するのです。

人って、基本的に真面目ですからね、手書きでザクッと書けばいい書類をパソコンで綺麗にデザインすることに心血を注いでみたり、何でも資料化してみたりと価値創造につながらない仕事が増えてしまいます。
それに伴い、購入品が増えるのでコストは増大します。
これ、一見仕事をしているように見えるので、徐々に身体を蝕む病巣のような危険をはらんでいます。

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そのインプットは何かアウトプットを生むのか?

あと、人間関係が複雑化し、気を遣う場面が増えますので、エネルギーロスが発生しますし、別に用もないのに話しかけたり、会議をしたりと時間的コストが増大します。

さらに、人数雨が多い分、風邪などの感染リスクが増える(笑)
いや、本当に。

これらの無駄は、言ってみれば全部「ゲーム」です。
本人たちはそうと気づかない、業績向上には関係のないゲームをしている状態といっても過言ではありません。

少数精鋭組織をつくる4つのステップ

以前に、ある食堂で、スタッフの数が少ないために食い逃げが頻発するという話を聞きました。確か、夜間に人を置かないために発生するという話だったと思いますが、経営者がすごく賢いんです。
「夜間の人件費に比べれば、食い逃げされた方が安い」というのが理由です。

もし、食い逃げ防止のために人を置いたら、先ほど述べたような見えづらいコストが発生するに違いありません。
お金の現実をよく分かっている、ケチで不真面目、でも頭のいい方だと思いました。

さて、忙しくて人を採用したいという声は現場から起こることがあります。
ゲームに忙しくて仕事をしている暇がないということです(笑)

弊社には、正社員には「職務拡大目標」というものがあります。
創造的な仕事をする時間を作るために、手を空けるのが目的で、基本は以下の4つになります。
1、ゲーム的な仕事をリストラする、止めてしまう。
2、単純作業はパソコンなどを上手に使い効率化する。
3、部下の仕事の「ゲーム」もリストラして、効率化した仕事を任せる。
4、それでも必要な場合のみ、人を雇う。

これが少数精鋭の組織を創る要諦だと考えます。
戦略とは「戦」を「略す」と書きますが、必要のないゲームを止めて、やるべきことに集中できる組織をつくることだと思います。

そのためには少数にすることです。

それでは今日も素敵な1日を!

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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