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好きなことよりも得意なことに目を向け、今の仕事に活かしてみる

よく「好きなことを仕事にする」と言いますが、僕は「得意なこと」に着目するのが良いと思っています。
得意を仕事にする、あるいは仕事に活かすこと。
その理由は、好き嫌いは主観ですが得意は客観だからです。
自分だけが得意と思っていることって少ないよね?
第三者から褒められたり感謝される中で「自分ってこういうのが得意なんだ」と気付くものだと思います。
誰かの役に立つ可能性が高い。

そして、それが一生をかけてやっていく仕事…天職になりやすいと考えています。

好きが人の役に立つとは限りませんが、得意は役に立つ

仕事の成功はエネルギーにかかっていると思います。
「嫌だけど金のために我慢する」というのはエネルギーを生み出すのに苦労するから長続きしません。
好きなことであれば行為自体からエネルギーを生みます。
しかし、それよりも「意地、負けず嫌い」のエネルギーの方が強いです。
実際に、好きを仕事にしている人よりも、コンプレックスをバネにやっている人の方が高い成果を上げていると感じています。
しかし、それも限界があると思います。

例えば、「オレをバカにしたやつをギャフンと言わせてやる」…僕の友人にそんなエネルギーで起業した男がいます。
彼は、20代の頃、自動車屋さんを始めました。
しかし、今は会社はありません。
その理由は、社員がついてこれなかったからです。

言われてみれば当たり前ですが、社員は社長のコンプレックスを解消するために働きたくないからです。
だから、ある程度まで会社が大きくなるとトラブルが起こり規模が縮小する…それを繰り返していました。

彼が自動車屋を選んだ理由はクルマが好きだからです。
でも、僕から見たら好きよりも得意が際立っていたと感じています。
10代の頃からクルマを改造して乗り回していましたが、クルマ好きの仲間内で彼が一番、改造が得意でした。
乗ることよりもいじることに長けていたと思います。

好きが人の役に立つとは限りませんが、得意は役に立つ。
もしコンプレックスのエネルギーを、人の役に立てるというミッションに昇華できたら違った結果になったのでは?と思っています。

得意を活かせば、自分オリジナルの天職が生まれる

仕事は、必要としてくれる、頼りにしてくれる顧客がいて始めて成立します。
イヤイヤ仕事をしている人よりも好きでやっている人に頼みたいですよね?
さらに、得意な人だったらとても心強い。

得意は誰もに備わっていると僕は確信しています。
そんな場面をたくさん見てきたからです。

例えば夢新聞です。
夢新聞を応用したBMRという企業向けのワークショップがあります。
自社の未来を新聞にすることで活きたビジョンを共有することを目的としています。
企業でよく使われている経営計画書って味気ないというかリアリティがないでしょ?
書いてあることは頭では理解できるけど、物語として脳内で再生されません。
ワクワクしないのです。
そして上から下への一方通行が多いから、なかなか社員さんが自分事にしない。
それを自分事にするには、社員さんがビジョンづくりに参画することです。
1人1人の個性や得意が集結したビジョンを全員参加で描くことです。
それを新聞というカタチで成功物語にする、それがBMRです。

BMR研修では、個人の得意、魅力を探る「マイストーリーマトリクスワーク」があります。
上村晃一郎さんが開発した自分の魅力、強みを発掘するワークです。
上村さんのブログはこちら。
http://bikatsunou.com/blogs/627/
僕もファシリテーターの資格を持っていますが、これがすごく役立つのです。
簡単な質問に答えているうちに自分の得意が分かり、それを仕事に活かすデザインが観えてきます。

例えば、弊社のスタッフ、ニッタさんは手紙が得意です。
好きだし得意。
誰に命令されたわけでもないのですが、それを仕事に活かしています。
自分の得意を事務員という職種の中に活かし、仕事を自分流にデザインしています。
ちょっとしたメモをお客様に渡しているのですが、彼女のファンはすごく多いんです。

僕へのメッセージを確実に届ける工夫もすごい

ニッタさんの得意(才能)は色んな活かし方があると思います。
仕事の中にその才能を活かす方法は無限にあるから、どんな職についてもニッタオリジナルの仕事を創造できると思います。

天職とは職業ではなく、自分を活かしたカタチだと考えています。

仕事は、必要としてくれる、頼りにしてくれる顧客がいて始めて成立します。
得意は人の役に立つし、得意が活きる仕事は自分でデザインできる。
そして、得意は誰もが持っている。
それは、人が生まれた時に天と交わした約束…「それを使い、人の役に立てなさい」というミッションなのだと思います。

昔、人から褒められたこと。
頼りにされたこと。

あなたの天職は、すでにその芽を出しているはず…ちょっと思い出してみてはいかがでしょうか?
それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい!

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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