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欲しい人材をたくさん集めるために、求人広告に書くべき3つのこと

求人をかけても人が集まらない、思ったような人材が来ない…そんな悩みを多く聞くようになりました。
今って、多くの都道府県で有効求人倍率が1倍を超えているから、中小企業は人材難に陥っています。
そういう時は、広く募集をかけるのでなく「欲しい人材」を明確にする…絞り込むことが大切だと考えます。
絞り込みとは「たった1人」です。
その方が多く集まるし、自社に共感した人が来ます。

欲しい人材を「たった1人」に絞り込む

よく「いい人材が欲しい」と言いますが、「良い人材とはどんな人材ですか?」と聞いても漠然としていることが多いと思います。
どんな人に来て欲しいか?が分からないのに、その人と出会うことは難しいよね。
求人を成功させる第一歩は、欲しい人材を明確にすることです。

「明確」とはどういうことか?
それは「実在するたった1人」をあげることだと考えています。
例えば、弊社の正社員の求人は、まずは既存のアルバイト・パートさんの中から適材がいないか考えます。
いなかった場合、ヘッドハンティングを考えます。
「あそこのコンビニで元気よくレジ打ちする◯◯さん、良くない?」と社員と話し合い、一致した場合引き抜きをします。

その時に、相手に伝えることはこう。
「◯◯さん、僕はあなたにウチの会社で働いて欲しいと思っているんです。なぜならば…」と。
この文言の中で重要なのは「なぜならば…」の部分です。
あなたが欲しい、その理由が言えるということは、取りも直さず欲しい人材が明確になっているからです。
だから聞いた相手もグッと来るわけ。
「あ、自分のことを本当に求めている」と思うでしょ?

求人広告を打つ場合も要領は同じです。
たった1人を設定して、その人に語りかけるように書きます。
「もし、あなたが◯◯な人で、◯◯な働き方がしたいなら、是非、ウチに来てください」と。たった1人を設定することで、そのような多くの人にと届くのです。
そして、その人が自社に来た場合、どんな働き方ができるのか?を伝えることです。
この思考法で求人広告を書くと、広告というよりも「手紙」の雰囲気になります。

それが「そういう人」(欲しい人材に設定した人)の心に届くのだと思います。

「欲しい」とばかり言っていないで相手のことを考える

さて、さらに詳しく掘り下げたいと思います。
欲しい人材を明確にすることから始めますが、次に考えるのは「相手のこと」です。
あなたが来てくれたら会社にはメリットがある、じゃあ「相手にとってのメリットは?」…それを考え、ちゃんと伝えることです。

あ、急に思い出したのですが、僕が住む町の社会福祉協議会に務める方がこんなことを言っていました。
「婚活で上手く行かない男性は、相手に求めることだけを好き勝手に言って、自分が相手に何ができるか?を考えていない」と。

相思相愛の関係で成り立つものだから、相手のことを考えなきゃいけないよね?
営業の世界だって同じです。
買って欲しい、とお願いするだけではお客様は買ってくれません。
この商品を使うと相手がどうなるか?・相手のメリットを伝えないとね。
恋愛も営業も求人も、まったく同じだと思います。
でも、営業は丁寧なのに求人になると雑になる会社って結構、多いと感じています。
それは、少なからず「自分の方が立場が上」という思いがあるからかも知れません。

「相手にとってのメリット」とは、例えば「上司から言われたことをやるのではなく、自分で決めることができる」とか「個性を発揮して仕事ができるから、『自分ってイケてる!』という実感が得られる」とは、そういうことです。

相手のことが書かれている求人ってとても少ないと思います。

さて、次に大切なことは「根拠を示すこと」です。
根拠とは「なぜ、◯◯な人材を求めているのか?」と「なぜ、そのような働き方(メリット)が得られるのか?」の答えです。

「自社では今、◯◯なことをたくらんでいて、だから◯◯な人が欲しいのです」
「自社では、社員からの提案制度があり、今、実際に取り組んでいるプロジェクトの8割が社員からの提案です」

そんな根拠を示すことが大切だと考えます。

「欲しい人材を明確にして、たった1人に絞り込む」
「自社に来たらどんな働き方ができるのか?を伝える」
「根拠を示す」

この3つを上手に伝えることが大切だと考えています。

そして、テクニック以前に一番重要なことは、そのような事が書ける会社になる、あるいは、今はなっていなくても本気で目指すことだと思います。

それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい。

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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