「未来を選ぶ」「顧客を選ぶ」「パートナーを選ぶ」選んだ者が選ばれる

人生は「選ばれること」の連続です。
就職も結婚もビジネスも、選ばれる営みと言っても過言じゃないと思います。
では、選ばれるためにはどうするか?
選ばれる人って自ら進んで人を選んでいると思います。
恋愛で言うと「女性なら誰でも良いんす」ってヤツは誰とも付き合えないでしょ?(笑)

ちゃんとした自分軸を持ち選ぶことが非常に大切だと思います。

「明確に選ぶ人が選ばれる」…これが世の中の原則

「ちゃんとした軸」とは「自分の本質、性質、あり方」だと考えています。
「自分はこういう人間」→「だから、◯◯がしたい」という関係ね。
これを堂々と言える人は、つまり人を選んでいる、ゆえに選ばれるのだと思います。

まずは自分を知ること。

例えば、就活がそう。
昨日と今日、大学3年生を対象にした「就活準備合宿」をやっています。
主催は行政で僕は講師をやらせてもらっています。

今は売り手市場と言わていますが、それでも以前に比べたら状況は難しいです。
就活は苦しくなると「内定がもらえればどこでも良い」となりがちですよね。
でも、それでは企業の側から見たら「自社を選ぶ明確な理由」がないから一層、選ばれなくなります。
主体性がありません。
だから合宿では丸1日かけて「自分のあり方」を考えるんです。
「自分はこういう人間」→「だから、こういう仕事がしたい、この会社で働きたい」という関係を探るのです。

過去の体験、人から凄いと言われること、頼られること、夢中になれること、趣味、思い、憧れ…様々な視点から自分を紐解いていきます。
面接やエントリーシートの書き方などのテクニックはその後の話です。

もしあなたの会社に「明確な理由を持って御社を選択しています」という人が来たら欲しくなるでしょ?

「明確に選ぶ人が選ばれる」…世の中の原則だと考えています。
経営に関しても、あらゆる分野で言えると思います。

未来を選ぶと、共感した仲間、顧客から選ばれる

企業も同じで、明確な理由を持って経営している会社は選ばれます。
お客様にも求職者にも。

面白い話があります。
僕の地元に小さなスーパーがあり、以前に、社長と話をしていたら「やっぱデフレだね。今の人は安くしなきゃ買ってくれない」と嘆いていました。
「本当にそうかな?」と思ったのですが、チラシを見て納得しました。
チラシに「安い!」「激安!」「特売!」「タイムセール」の文字が飛び交っているのです。
そりゃ、安くなきゃ買わない人を集めちゃうわけだと思いました。
自らそういう人を選んでいたというわけです。

価値を伝えれば、それを求める人が来てくれると思います。
だって、それだけの価値があるお店だもん。
勿体ないことだと思います。

「選ぶから選ばれる」

これは採用活動でも同じことが言えます。
販促チラシと同じで、データしか載っていない求人が多いと思います。
データとは、チラシで言えば、商品名と価格といったものね。
求人で言えば、給与と仕事内容、勤務時間しか載っていないものです。
データしか載せないと、より条件の良い会社を選ぶ人の注目を集めます。
ハッキリ言えば、楽で勤務時間が短くて給与が高い会社を選ぶ人がわんさか集まってきます。

そういう人が来ても困りますよね?
だから「こういう人に来て欲しい」と明確なメッセージを打ち出すことが大切だと考えるのです。
でも、「欲しい欲しい」だけでは単なるワガママってものです。
相手のことを考えなきゃね。

「自社は何を目指していて、それに共感してくれる人を求めています」
「共感者は単なる労働力ではありません。共に未来を創るパートナーと考えています」

こんなメッセージがあれば、仕事を愉しむ絵が描けますよね?
ワクワクする。

選ばれるためには選ぶ。
「未来を選ぶ」
「顧客を選ぶ」
「パートナーを選ぶ」

自分軸を持ち選ぶことが非常に大切だと思います。
それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい!

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