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賢い社員が育つ「車座」「課題だけ」「未来のテーマ」

会議は、企業のこれまでと未来の可能性が丸ごと表れると思います。
会議で「何を」「どのように」話し合っているか?
そして「なぜ」話し合っているか?
 
元気な会社は「車座で」「課題だけ出して、みんなで自由に議論する」それは「未来創出のため」…これをやっています。
会議のやり方で未来が変わってくる…今日はそんな内容です。

会議が活性化する3つのキーワード

僕は、社会人になってから何百回も会議に出てきました。
取引先の会議、商工会、PTA…本当に多くの会議に出ました。
でも、その多くは、あまり創造的ではありませんでした。
 
その特徴は…とにかく固い。
変な緊張感が漂っていて発言がしづらいのです。
そうなる理由は、上下関係による「上意下達」のスタイルだからです。
スーツを着た執行部が前列にズラ〜っと並び、堅苦しい挨拶から始まるでしょ?
「え〜、皆さん、今日は大変お忙しい中、ご参集いただき、誠に感謝する次第であると、かように思っているところであります」
挨拶もつまらない(笑)
 
さらに上層部がある程度、案を持ってスタートするから会議の目的が「その了承」になるわけ。上層部の人たちには、経験豊かな方が多いのですが、それが災いします。
従来通りのやり方で上手く行く時代ではそれが良かったと思いますが、時代が変わり新しいことを創造する場合、経験が発想の邪魔をするからです。
 
何がどうなるか分からない時代では、このスタイルを創造的に破壊しないと前に進まないと考えます。
 
僕は、会議の在り方を研究する中で参考にしたのが吉田松陰の松下村塾です。
凄いメンバーが集まっていますが、最初から凄い人は少数だったと思います、多分ですが。
集まりの中で鍛えられ、凄い人が排出されたのだと思います。
 
「車座で」「課題だけ設定して」懇々と議論したそうです。
その目的は「未来創造」です。
 
「未来の話をする」「上下関係なく行う」「教えず、課題だけ設定して自由に話し合う」
この3点セットが「未来を創る話し合い」に必須の要件だと考えます。
 
あ、あとスーツを着ないことね(笑)
スーツでも良いけどオシャレなスーツでね。

「三人寄れば文殊の知恵」が起きる会議にする

さて、企業の会議も結構、面白くないものが多いと思います。
まず、目的が未来創造になっていない事が多い。
現状を社員さん1人1人が報告して、結果が芳しくない場合は反省の弁を述べるスタイルが多いですよね。
だから「会議が楽しみ」というのは一部の結果を出した社員さんだけになります。
現状の連絡だけだったら集まって行う必要はないですよね?
FAX(古い)で良いと思います。
人が集まる最大のメリットは「三人寄れば文殊の知恵」です。
1人では思いつかないアイデアが創発(ワイガヤ)で生まれること。
 
反省なんて要りません。
過去の話だからです。
反省の弁は言った人のためではなく、聞いた上司がスッキリするために行われるものだから。
 
未来を創る一番良い方法は「どうすればその未来が創れるか?」に意識を集中することだと思います。
「未来を創るために、何と何と何が必要か?」をみんなで創発する。
それを考えるのに現状の分析が必要ならすれば良いと思いますが、過去→現状→その延長線上を考えても未来は想像も創造もできないと思います。
 
それと机の配置も大切です。
上下関係が表現されている配置はそれだけで緊張を生みますので、一番良いのは車座です。
円卓って便利だと思います。
結婚式の席表づくりでも上下関係のわずらわしさをなくすためには円卓が良いですからね。
 
そして課題…「ゴール」だけを設定することです。
「この会議が終わった時に、何を手にしているか?」…それだけを設定して、自由に始めてもらうのが良いと考えています。
で、その課題は誰が設定するかと言えば、社員です。
その理由は、会議の目的は「未来創造のために、社員さん1人1人が意思決定をすること」だから、課題は自分で出さないと効果はありません。
 
そうすると、必然的に同じような課題を持った仲間が集まるというスタイルになります。
 
同じ課題を持った仲間であつまりワイガヤする
 
こうなると会議はすごく面白くなり、とても創造的になります。
 
賢い社員と集団を育てるキーワードは「未来の話をする」「上下関係なく行う」「教えず、課題だけ設定して自由に話し合う」です。
 
それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい。
 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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