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経営は「今」と「次の一手」を同時に考え、バランスを保つ営み

おはようございます。
昨日は「サポーター論」の勝村大輔氏の日経セミナーでした。
って、今日も明日もあるんだけどね。
近くの人、飛び入り参加できるので来てね〜

さて、先日、ネットで長野県だけ台風から守られているという話題があってちょっと嬉しくなりました。

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完璧に守られてますね(笑)

ところで「台風一過」って子どもの頃、「台風一家」だと思っていませんでしたか?
人って、自分の世界で物事を解釈する生き物だって事がよく分かる一例だと思います。

社員の数だけ解釈が存在する

「多様な解釈」…これって、社内のマネジメントにとって非常に重要な課題です。
企業の中には様々な解釈が存在します。
それは、使うコトバの具体性のなさに起因します。
例えば、「善処する」「対応する」「努力する」なんて、人によってイメージの形も違えば出来映えも違う。
だから、本人はがんばったつもりでも上司は手を抜いたように感じることがあります。
逆もあって、上司の期待以上のデキだったなんて事もありますが、手放しで喜べないですね。
僕も、セミナー参加者から質問を受けた時に気付いたんですが、例えば「自発性」なんて多くの解釈があるものです。

使う言葉の具体性ってすごく大切です。

「出来映え」と「期限」だけは具体的に確認する

指示ゼロ経営は、「任せられる人に、思いっきり任せて口を出さない」ことを原則にしています。やり方は本人が決めます。決算書が読め、経営意識があれば「誰と一緒にやるか」といったことや「コスト」も本人に任せます。
マメな報連相なんてしないしね(笑)

でも、最初に「出来映え」と「期限」だけは確認します。
仕事には必ず「出来映え」があります。
任された社員が一体、どんな完成形を描いているか?「どうなるのか?」その状態の確認と、いつまでにやるのか?=「期限」だけは確認します。

それはお互いのためだと思います。
本人にとっては出来映えが明確になる事で、何をやればそうなるのか?課題が明確になりますし、リーダーにとってはズレが解消されるからフタを開けて失望した、なんてストレスから解放されるんですね。

数値で分かるものは当然ですが、満足度などの抽象的なものは、例えば「顧客から届いた感謝のコトバ」などで表現します。
小さな企業は抽象的なものは数値化しない方が良い。
アンケートをとってそれをエクセルで集計しグラフ化するなんて仕事は、インプットに対するアウトプットが少ないからね。

「ありがとう〜!まさか本を買っただけなのに、こんなに丁寧に対応してくれるとは思わなかったよ!」なんて具合のイメージの具体化で十分だと思いますよ。

ただし例外もあります

やる事が明確になっている場合は出来映えと期限の明確化は欠かせませんが、どの方向に進むべきか手探りの状態の場合は、自由に模索する時間が必要だと考えます。
「やっているうちに見えてくる」ってよくありますよね?
それは経営レベルでも現場レベルでもあります。
仕事を生み出す段階では、それもありだと思います。

ただし、社内にその割合が多いということは、攻めの状態になく成果をつくる事が出来ない状態と言えます。
今やるべき事に十分に取り組めていて、その上で次の仕事を生み出すために「とにかくやってみる」と挑戦している状態が、今と未来を安定させる最適な経営だと考えます。

2代目、3代目の後継社長は、これまでのやり方を抜本的に変えなきゃいけない時に会社を継ぐことが多いと思います。
「何をやったらいいか分からない」そんな状態から一刻も早く抜け出すために、多様な情報を仕入れて、頭の中で多くのシミュレーションをすることだと思います。

改めて、経営は「今」と「次の一手」を同時に考え、バランスを保つ営みなのだと思います。
それでは今日も素敵な1日を!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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