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攻略ではなくご縁で大きく稼ぐ。商売の真髄を見た。

「ご縁を大切にする」…商売の世界では大昔から言われていることです。
世の中には「◯◯戦略」なんていう名前のノウハウがたくさんありますが、それらの多くは、今いる顧客よりも新規客獲得を重視しているように思います。
 
まったく逆なのだと思う。
今日は、先日それをリアルに体験した出来事から考えたいと思います。
ご縁で◯億円の受注の予約を手にしたという話です。

初対面の方からサインをねだられるハウスメーカー社長

まずはその出来事から。
先日、長野市で「ハピスポひろば」という福祉系のイベントがあり僕は夢新聞のブースを出させていただきました。
しかし僕と夢新聞メンバーの柳沢明というムサい男2人の殺風景なブースは閑古鳥が鳴いていました(笑)
 
「こうなったらそれをネタにFB投稿するしかない」ってなわけでアップ。
 
スクリーンショット-2017-06-27-7.09
 
そうしたら長野市でハウスメーカー「しあわせ家 田尻木材株式会社」を営む、田尻博巳
社長が来てくれました。
しかし、来たはいいがブースに誰もいない。
FBにこんなメッセージが(笑)
 
スクリーンショット-2017-06-27-7.10
 
慌ててブースに行きましたが、僕は来てくれた事がすごく嬉しかった。
田尻社長との出会いは指示ゼロ経営セミナーです。
すごく「ええヤツ」で僕は一瞬で大好きになりました。
ご縁を大切にする方なのです。
 
さて「出来事」はここからです。
ブースにいた田尻さんを見て、ある夫婦(?)が「あ、田尻さんだ!前からファンだったんです。サインを下さい!」って来たんです。
田尻さんとは初対面。
 
IMG_4327
サインをねだられ姿勢を正す田尻氏
 
IMG_4324
一切、装飾が施されていないサインがウケた(笑)
 
そのご夫婦もビックリしたでしょうが一番驚いたのは田尻さんです。
聞いてみると田尻さんのお客様のお知り合いだそうです。
その方を通じて田尻さんの評判を聞いたのでしょう。
 
後で冷静に考えて「これってすごい話だよね」って思いました。
家って一生に一度の買い物ですよね?
1回買えば次に顧客になることはほとんどない。
そのお客様をすごく大切にしたからこそ起きた出来事だもん。
 
そして、そのご夫婦が書いた夢新聞には…
 
IMG_4325
 
受注の約束をもらってるしー!
将来、介護施設をつくるそうですが、その施設を田尻さんにお願いするらしい。
 
「ご縁を大切にする」
文字にすると簡単なことの真髄を体験しました。

商売を今よりも上位概念で捉え、行動する

このような事が起きる背景には、同社の「事業の思い」があるのだ思います。
同社のHPにはこんなコピーが踊ります。
 
「しあわせ家は日本でいちばん素敵な笑顔の集まる工務店を目指します」
 
このコピー自体は何の変哲もない、多くの工務店も掲げているものです。
しかし、それをスローガンで終わらせずに「本当に」行動に移しているのだと思います。
なぜか?
家をたくさん施工することを第一目的としていないからです。
モノではなく「人」に焦点を当てている。
家を売るなら、売った時点でミッション完了ですが、笑顔の創造はずっと続くものだもん。
それを本当にやる。
 
収益は商品・サービスが売れて発生するものですが、それを買うのは「人」です。
だからモノを売ると考えず「買ってくださる人を創る」と考える。
ご縁が一番。
キレイ事の様に聞こえるかもしれませんが、これは繁栄の真理なのだと思います。
 
だからご縁が深まり、次の受注につながるのだと思いました。
 
いや〜、しかし福祉のイベンで僕たちに会いに来て、まさか施設の受注予約をいただくなんて夢にも思わなかったでしょうね。
攻略マーケティングは即効性はありますが活動をやめると止まってしまいます。
田尻さんのような活動をしている会社は365日、ご縁がじわじわと広がっていくので熟成されたら本当に強いと思います。
 
すごくいい体験をリアルにさせていただきました。
 
それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい!
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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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