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人は生まれつき善と観るか?悪と観るか?…繁栄の礎を創る大事な視点

「性善説か?性悪説か?」…人間にとって永遠のテーマだと思いますが、社長がどちらの視点で人を観るか?ってとても大切だと思います。
 
悪と観れば当然、管理を強化します。
善と観れば、パートナーシップを創る。
 
どちらが正解という訳ではありませんが、僕は、時代は後者を求めていると思っています。
少なくとも、指示命令ではなく自ら考え行動する集団を創りたければ、善と観る感性が求められると考えています。
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自分が思う通りの世界が展開される

人を善と観るか?悪と観るか?…視点の違いはマネジメントの違いを生みます。
例えば、あるレストランでは会計のレジに監視カメラが向いています。
これは性悪説を基にしたやり方だと思います。
社員の不正を防止するためですが、そこには愛があります。
「人は出来心でつい不正をしてしまうもの。だから、それを防止するのは本人のためだ」
サラ金に手を出して追い詰められて、ついやってしまう…そんなことは十分にあり得ます。
 
一方で、こんな方法もあります。
相談窓口を設ける方法ですが、弊社ではこれをやっています。
スタッフの中にはお金に困っている人もいます。サラ金に手を出して取り立ての電話が会社に来たこともありました。
あれ、マジで怖いんですよ…
そんな経験から相談を受けることにしました。
借金って、最初はたいした金額じゃないんです。
それが積み重なって、気付くと大変なことになってしまう。
 
だから、小さなうちに手を打とうという発想です。
具体的には給与の前貸しで対応するのですが、ただ貸すだけでなく問題点を洗い出し再発防止を本人に考えてもらいます。
今まで踏み倒した人は1人もいません。
 
不正の監視をするのではなく、本人に解決の意欲と力があることを信頼しての施策です。
 
この方法をとってから手遅れになった事態は1回もありません。
しかし、よく「そんな事をしたら騙されるぞ」という指摘も受けますが、僕は、それを覚悟の上でこの方法をとっています。
そちらの方が得だと思うからです。
監視にかかるコストの方が膨大だし、監視は社員に不信頼のメッセージを送るので、自発的なヤル気が破壊されるからです。
 
それに、この方法の方が圧倒的に不正がなくなると考えています。

「人間をどう観るか?」は経営の根幹を創る大事

「性善説か?性悪説か?」…これは両方正解だと思っています。
「人には両方の側面がある」という意味じゃなくて、こちらが観た通りの現実が訪れるという意味です。
善と観ると、そのような現実が目の前に現れるし、悪と観たら疑いと不信頼の世界ができあがる、そんな気がしています。
全く違う世界を生きる感じね。

僕が、そんな事を偉そうに言えたもんじゃないですが、どう見てもそうとしか思えないのです。
じゃあ善と観たら絶対に裏切られることはないのか?と言えば、そんなことはないと思います。裏切られることもある。
でも、それで人間観を変えたら、それがスタンダードな世界がつくらてしまうと思うのです。
ちょこちょこ小さな変な出来事は起こるけど、基本的に信頼で成り立つ世界を保ちたいですよね。
 
逆に、不信頼の関係性が出来てしまうとそれを回復するのは大変だし、その状態から相手を信頼するのはすごく難しいと思います。
信頼したら致命的な攻撃をされた、なんて事になる危険性もある。
 
では、不信頼の世界ができ上がってしまっている集団はどうすればいいの?と気になりますが、僕には分かりません、体験したことがないから。
致命傷にならない小さなところから手を打つしかないのかな?
 
悪と観れば、管理を強化します。
善と観れば、パートナーシップを創る。
 
これだけモノが溢れた時代で商売をするには相当な創造性が求められます。
創造は自由な風土でなければ実現しません。
 
「人間をどう観るか?」は経営の根幹を創る大事だと考えます。
自らの意志で考え決め判断し行動する環境は、人間に対する信頼から生まれるのだと考えています。
それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい。

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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