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常に先手を打つ企業と、いつも後手にわまる企業は何が違うのか?

いつも先手を打ち、新しいたくらみを次から次へと打ち出す企業があります。
一方で、後手にまわりバタバタとしている企業もある。
その違いは何か?
 
たくらみ企業と後手にまわる企業の違いを考えたいと思います。
takura

軸を持つと独自の世界で活動ができるようになる

たくらみ企業と後手企業の違いは「軸があるか?ないか?」の違いだと考えています。
前者は自社の軸に基づき、顧客の事を考えているから我が道をひた走ることが出来る。
軸のない後者はライバル会社を見ているから右往左往する。
 
「自社は、どんな考え方、哲学に基づき、何をもって誰のお役に立つのか?」…それが明確だから集中できるのだと思います。
 
例えば、矢沢永吉と北島三郎は競合しませんよね?(笑)
それぞれに軸があり、それに基づき価値を生み出し、それに共感するファンがいる。
職業は歌手だけど、まったく違う世界で生きています。
 
「独自の世界観の住人を創る」
そんなイメージだと考えています。
 
じゃあ、軸はどうすればできるのか?って話です。
「自分軸」を持つには自分を観ることが大切だと考えています。
まずは自分→次に相手、この順番だと思う。
顧客第一主義ではなく第二主義です。
自分軸を持たずに相手(顧客)を観ると、一貫したサービスも世界観もつくれないと思うのです。
みんなから好かれたい八方美人は誰からも支持されないよね?
 
軸は、その人の想いだと考えます。
もっと具体的に言うと「なぜ、それをするのか?」と聞かれた時の答えだと思う。
自分の個性や特性、体験から生まれた「なぜ?」だと思います。
それを聞いた人が「それは素敵だわ!」と思う、想いだと考えるのです。
 
矢沢永吉も北島三郎も、曲や歌唱力だけでは独自の世界は創れないと思います。
全ての活動の断片に、彼らの想いが現れていて、それに共感した人がファンになるのだと。
 
企業活動を考える時に収益は絶対に外せませんが、まずは「なぜ?」からスタートすることが大切と考えます。

軸があると、社員は自由に活動ができる

想いの共感者は、まずは社内のスタッフです。
想いが共有されると、スタッフはモノやサービスの供給者ではなく、想いの具現者になります。業務がレジ打ちであっても陳列であっても配送であっても、営業であっても…自分の仕事で想いの断片を表現してくれるようになる。
 
「世界観の住人」になる。
 
初めて接した顧客には、その違いはハッキリとは分からないと思いますが、「世界観の住人」=常連にはよく分かると思います。
僕はリッツカールトンホテルに1度だけ泊まったことがありますが「高級だな〜」とは感じましたが、他のホテルとの文化的な違いまでは分からなかった。
でも、常連さんには独自の世界観が観えるのだと思います。
まあ、僕にはそんな予算はないけどね…(笑)
 
商品、サービス、機能は頑張れば真似ができますが、世界観は文化だからそう簡単に真似はできません。
 
そして、社内で軸が共有されると、社員が自由に仕事ができるようになります。
ルールや規則がないのに好き勝手バラバラにならないのは、文化軸があるから。
軸を基にみんなが、自ら考え判断し行動する…それが表現のバリエーションを豊富にするから、顧客から見たら「いつもと同じ安心感」と「いつも新しいワクワク感」を併せ持つ魅力的な企業になるのだと考えます。
 
いろんな場で「そうきたか!」が生まれるのだと思います。
 
いつも先手を打ち、新しいたくらみを次から次へと打ち出す企業には、想いを軸にした文化がある。
 
時間の余裕がある時に「なぜ?」を考えてみてはいかがでしょうか?
 
それでは今日も素敵な1日を!
 
 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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