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会社を元気にするには「◯◯せねば」という言葉を「◯◯したい」に変えよう

元気な会社には「◯◯したい」という言葉が溢れ、元気を失っている会社には「せねば」「すべき」が多いと感じています。
全ては社長の言葉に表れます。
人は「やりたからやっている」という時に最も創造性を発揮しますし、自動巻きのヤル気を創り出しますからね。
 
場の空気を「やったるで!」に変えることが大切、今日はそんな話です。
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「やりたいからやる」という動機が最も力を発揮する

僕もずっと「せねば」「すべき」が多かった時期があります。
無意識のうちにこの言葉を使っていたのですが、それを口にしてしまう自分の内面を理解した時に変わりました。
どういう内面、心境だったのか?というとね…
「せねば」「すべき」って使いやすい言葉なんです。
自分の言葉じゃないから。
「こういう状況だから◯◯すべき」って自分の思いは入っていないですよね?
状況・環境を理由にしているでしょ?
僕は、自分の中に逃げがあったのだと気付いたんです。
「僕はこうしたい」という言葉には責任が伴います。
だから口にするのに勇気が要ります。
だから環境を理由にした便利な言葉を無意識に使っていたんですね。
 
それでは後手になってしまい、ノッて攻める気分にはなりません。
聞いた社員は頭では分かるが気持ちが盛り上がらない…理性と感情が一致せず、ものすごく疲弊します。
「やりたからやる」と「やりたくないけど、やらなきゃいけない」では天と地ほどの差があると思います。
 
これまで、社長・マネージャーの挨拶を何十回も聞いてきましたが、「せねば」が8割以上だったと思います。
聞いている人はみんな下を向いていました。
 
どんなに素晴らしい研修を受けようとも、最新の知識を習得しようとも、場の雰囲気が活性化していなかったら宝の持ち腐れだと思います。
 
しかしながら「したい」という言葉を使うには勇気がいるし、そもそも何がしたいのか?が分からないというのが正直なところだと思います。

まずは自分の気持に素直になろう

「したい」というのはすごく素直な気持ちですが、これに気付くのが結構、難しいんです。
僕は指示ゼロ経営セミナーをやる時に「なぜ指示ゼロ経営を目指すのか?」という事を参加者にお聞きします。
そうすると「社員1人1人が個性を発揮できる会社にしたい」とか「創造性豊かな会社にしたい」という答えが返ってきます。
 
それは嘘じゃないと思いますが、本音の部分があると思います。
ある方は「楽になりたい」と言いました。
さらに掘り下げると管理が多いことで自分も窮屈な思いをしている、もっと好きなことがしたい、そんな思いだった。
「何かある度に、いちいち聞かれるのが面倒臭い」という方もいました。
それも「自分の好きな事に没頭したい」という思いからでした。
でも、それは普通、ワガママだと思っちゃうでしょ?
だから言わない。
でも、それが自分の「したい」なら正直に言った方が良いと思うんです。
 
ただし、ここに自由の作法があると考えています。
それは「自分の自由を大切にしたかったら、周りの人の自由も尊重しよう」というもの。
それをしないと好き勝手になっちゃう。
好き勝手には管理が必要だから自由にはなれない。
 
だから「僕はこうしたい。僕だけじゃなくみんなもそうなれるようにしたい」と言うことだと思います。
 
「めちゃくちゃ金持ちになりたい。みんなにもなって欲しい」
「自由でいたい。みんなにもそうあって欲しい」
 
取ってつけたようなキレイな言葉じゃなく、こっちの方が共感されると思います。
その上で「みんなはどう思う?」と対話をすることだと思います。
 
人は「せねば」「すべき」では真の力は発揮しません。
社内に「やりたい!」の動機づけをどう創るか?…それは、まずはシンプルに自分の「したい」に正直になることだと考えます。
 
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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