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冒険をしないと事業は衰退する 〜冒険ができる組織を創る3つの要点〜

経営者は社員に成長を望みます。
でも、「どんな人材に育って欲しいか?」が明確じゃないと、期待された社員さんだってどう育ったら良いか分からないと思います。
ゴールが明確じゃないと頑張っても頑張っても「足りない」と否定されることになり嫌になっちゃうよね?
そもそもゴールが時代に合っていなかったら、とても大きな損失になります。
 
時代が変われば求められる能力も変わる。
今日は、今そしてこれからに求められる能力について考えたいと思います。

仲間との関わりの中で創造する力が求められる

先日、行政が主催する産学官キャリア教育研究会があり、分科会で、子どもを対象にした夢新聞の事例発表をしました。
 
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タイトルが少し大袈裟ですね…(笑)
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教員を中心に90名が参加してくれました。
僕は教育者ではありませんから子どもたちに何かを教えることはできません。
というか、あえてしないようにしています。
「教えず、体験の場だけをつくり、そこから子どもたちが自ら気付く」そのようにやっているんです。
どういう場か?
無茶ぶりをするんです。
「制限時間までにクラス全員が1人残らず夢新聞を完成させてね!」と。
狙いは「協働で成果をつくる体験をする」ってこと。
それをする理由は時代が激変するからです。
AIの発達で産業の新陳代謝が加速しますから、これからの時代は転職を何度もすることになると思います。
さらにAiには出来ないことが人間に求められますが、それは「創造性」です。
三人寄れば文殊の知恵と言いますが、人と上手に関わり創発する力はこれからの時代に必須だと考えています。
 
「どんな時代になっても、どんな場でも、仲間と力を合わせて成果が創れれば生きていける」
そう思うんだよね。
 
これを目指すのが2020年から全ての学校で導入されるアクティブラーニングです。
3年後に控えているということで、僕の分科会の参加者は、教員を中心にとても多かったのです。
もし、僕が社員に対し1つだけ求める能力があれば、迷わずこれを挙げます。

協働で得られるメリットはこんなにも大きい

冒険しなければ事業は存続できないと思います。
強い者ではなく環境変化に適合できた者だけが生き残れるのが自然の理と言われます。
だから企業には「冒険力」が求められるわけですが、冒険力って次の3つで成り立つと思っています。
1、創造する力
2、一歩を踏み出す勇気
3、粘り強く続ける(改善する)力
 
この繰り返しだと思います。
1人でウンウン考えるよりも、みんなでワイガヤした方が良いアイデアは出ます。
1人では怖くて一歩を踏み出す勇気が出なくても、仲間がいればできてしまいます。
1人では諦めてしまいがちですが、仲間で支え合えば続けられる。
 
だから協働の力が必須だと考えているのです。
ただし協働を誤解すると大変な事になります。
「何でもみんなで一緒にやる」という意味じゃないんです。
僕はそういうのが嫌いです(笑)
ベッタリとくっついた納豆のような状態ではなく、1人1人が独立しながらコラボする形体を言います。
自分の意志で考え判断し行動するが、共有された目標に向かい助け合ったり学び合ったりする集団です。
 
ま、その状態を「指示ゼロ経営」と言うんですがね…
 
協働は協働の練習をしないとできるようになりません。
できるようになったら任せる、ではいつまで経ってもその日は来ないと思います。
 
だから社長は、小さなプロジェクト…例えばBBQとか、失敗しても痛くないところから「チームに任せる」ことをしなくちゃだと考えています。
 
練習すれば出来るようになる。
どんどん上達していく。
 
気づけば素晴らしい冒険力を備えた集団に成長していると思います。
 
それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい。

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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