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会社ではなく社員本人のために人材育成をする会社が成功する

公開日: : 人材育成

人材育成の目標をどこに置くか?
僕は、最終的には会社のためではなく本人のため、そこに設定すると結果的に会社に大きなメリットが生まれると考えています。
究極は「自社が潰れても引く手あまた」…そんな社員を育てられる会社は潰れることにはなりません。
「そんなことをしたら他社に行ってしまう」そう思うかも知れませんが、そういう人は少数だし、もしそうなったら組織は更に強くなると思います。
 
今日のテーマは「他社から引き抜かれるくらいの社員を育てよう」という話です。
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会社と社員本人の成長ベクトルを合わせる

会社のためではなく本人のため、そう設定した方が上手く行くというのは社員さんの立場になれば分かると思います。
もしあなたがサラリーマンで、上から「会社のために成長しなさい」と言われるのと「自分のため、幸せな人生が送れるように成長しない」と言われる場合とでは、どちらがヤル気になるか?って話です。
 
「何のために働くのか?」…仕事の目的だって同じことが言えると思います。
自分のためだと思います。
経営者だって、なぜ商売をしているか?と問われれば「豊かな人生を送るため」というのが本当ですよね?
そのためには会社の繁栄が必要という構図です。
 
それは働く社員さんだって同じだと思うんです。
「仕事を通じて豊かで幸せな人生を送る」…仕事も会社も利益も手段であるということです。
そのためには会社はとても大切なもの、お客様や仲間は欠かせない存在、利益は源泉だと認識した時に、それらを自分事と捉えます。
 
で、そうなると仕事がすごく愉しくなる。
逆説的だけど、仕事の行為自体が目的…「仕事の報酬は仕事」そうなった時に、精神的にも経済的にも豊かな人生を送ることができるのだと思います。
 
同時に、それが企業繁栄のエネルギー源になると考えています。

健全な新陳代謝をの繰り返しで会社は強くなる

「自分のため」と設定してもほとんどの社員は他社へは移りません。
転職理由のほとんどは今の職場への不満ですからね。
自分が成長できる、仕事から喜びを感じられる職場だったら、長くいたいと思う人がほとんどだと思います。
 
でも、中にはキャリアップを目指し旅立つ人もいます。
僕にも経験がありますが、そういう時ってすごく残念です。
時に悲しく腹が立つ時もありますよね?
恩を仇で返されたような気持ちになる(笑)
 
でもね、それは集団の底上げになると考えているのです。
その理由は「2:6:2」の法則の作用です。
どういうことかと言うとね、よく集団はデキる人が2割、普通が6割、デキの悪い人2割という構成比率になっていると言いますよね?
不思議なことですが本当にそうだと思います。
 
だから、デキの悪い2割を切っても残った中からまたその2割が発生する、そうすると全体の「底下げ」になってしまうというわけ。
逆に、デキる2割が積極的に外に出ると全体が底上げされるように法則が作用するということです。
 
ホンマかいな?という感じですが、独立の多いリクルート社はこの好循環が回っていると思います。
中小企業でも、社員の入れ替わりを繰り返しながら底上げされていくという会社をたくさん見てきました。
辞めていく人のレベルが段々と上がっていくケースが多く見受けられ、これも法則が作用しているのでは?と思っています。
だから、切るのではなく自然と社員が旅立つことは良いことだと考えるのです。
 
人材育成の目標を働く社員の幸せのためと設定する。
どうやら世の中は普通と逆の発想…相手の喜ぶことを優先した方が上手くいくのだと思います。
 
それでは今日も素敵な1日を!
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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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