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規則を社員が自ら決めることで得られる3つのメリット

公開日: : 自己決定理論(SDT)

会社の規則を役職が上の者がつくり、社員に従わせるやり方は組織風土の硬直を生むし、自分で考える力を削ぎます。
規則に反発したり不平を言う人も現れます。
だからルールは自分たちでつくった方が良いと考えます。
納得度が高いし守るからね。
自分たちが主体となり自律的に組織を運営する会社を創りたいものです。
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ルールは自分たちで決めたほうが良い

規則と言えば学校です。
地域によっては1990年くらいまで中学生男子は「丸刈り」なんてところもあったそうですが、今ではだいぶ緩和されましたよね。
それでも意味不明な規則があります。
髪を染めるのを禁止している多くの学校で「地毛証明」なんてことをやっているそうです。
もともと茶色い髪の人が「これが自分の地毛です」って提出するらしい。
手間ひまかけてますね(笑)
 
規則を遵守する方法は2つあると考えています。
1つは徹底的に監視する方法です。
しかし、これには大きな代償を払うことになります。
まず、大きなコストがかかります。
さらに、管理される側(生徒や社員)が「自分たちは信頼されていない」という不信頼感を抱きます。
信頼関係が破壊されるのです。
 
もう1つの方法は「自分たちでルールをつくる」という方法です。
個性を消すようなルールは不要ですが、全体の活動を円滑にするルールは必要だと思います。
管理者のためのものではなく自分たちのためのルールです。
 
例えば、自律的な組織づくりで有名な株式会社未来工業に視察に行った時に驚いたのは、社員が私服で作業をしていたことです。
工場ってどこもユニフォームがあるでしょ?
安全性であれば何も統一されている必要はないと考えているのです。
統一は誰のためにやるのか? 誰のためのユニフォームか?って話です。
 
ルールは自分たちで決めたほうが良いのです。

ルールを自分たちで決める事で得られるメリット

ルールは自分たちで決めた方が成果をあげます。
先日、僕が住む町の教育長とこの話になりました。
高校生のLINEの使い方に関して「危険性を自分たちで考えルールを決めた結果、大きな成果が出た」という話を聞きました。
さらに、その高校生らが地元の中学生に伝えたら、教師が言うよりもはるかに伝わったそうです。
 
企業も同じです。
1、ルールは必要なのか? ない場合にどんな弊害が生じるか?
2、どんなルールが必要なのか?
3、どのようなルールにするのか?
これらを自分たちで話し合って決めることです。
 
ルール決めのチャンスは問題が発生した時です。
何も問題がなければルールは要りませんよね?
何か問題が生じた時に、みんなでルール決めをするのが良いと思います。
 
管理のためのルールではなく、自分たちのためのルールにはたくさんのメリットがあります。
まず、社員たちに対する信頼の証になります。
信頼関係ができます。
 
さらに、自分たちで決めたことは守ります。
管理者のためのルールなんて一部の人しか守りません。
管理者の目をごまかすのは簡単だからね。
でも、みんなで決めた場合、みんなの目があるから守るようになります。
守らない人が出た場合、それは「みんなの課題」ですので自分たちで注意し合うようになります。
これまでリーダーが注意をしていたようにね。
 
それが積み重なると社員の中に「自分たちでルールを決めている誇り」が生まれます。
上がルールを決めている会社が稚拙に見えちゃうんだよね。
自由を実感し、自分たちを誇りに思うようになり、自律性が育ちます。
 
「ルールは管理者が決めない」
「必要な場合のみ決める」
「更新、あるいは廃止も自分たちで決める」
「自分たちで決めると、管理者は管理者ではなくなる」
「社員が風土に誇りを持つ」
 
最高ですよね!
 
それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい。

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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