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仕事は「2人のペア」で取り組むと非常に上手く行く

社長は「責任者」を立てるのが好きです。
責任の所在が明確になるからですが、僕はあえて責任者を置かない方法が良いと考えています。
確かに責任の所在は明らかになりますが、同時に責任者以外のメンバーの依存と思考停止を生みます。
特に、何か新しいこと挑戦する時は「1人でやらせない」「2人のペアをつくる」「責任者を置かない」この3つが成果を上げると考えます。

依存関係を生まないペア制度で速く高質な仕事が実現する

何か新しいことに挑戦する時ってすごく不安になりますよね。
1人で出せるアイデアは限られていますしね。
その都度、誰かに相談しながら進めたいものですが、上司、社長には気軽に相談できないものです。
できたとしても、その後はまた孤独になります。
だから仲間とともに取り組むのが良いのですが、ベストは2人だと考えています。
その理由は依存が生まれにくいからです。
 
人の集団は人数が多くなればなるほど依存関係が生じますよね。
だから最小単位の2が理想だと考えるのです。
自分がサボればたった1人の仲間に迷惑がかかるとなればしっかりしますからね。
 
で、依存関係を生まないペアの場合、責任者はいなくても良いと考えています。
2人で協働するのだから2人が責任者だから。
 
意思決定も速い。
ツーでカーで意思決定できますが人数が多いとそうはいきません。
集団におけるコミュニケーションの数は「n(n-1)」だそうです。
2人の場合2(ツーでカー)
3人の場合6
4人の場合12
5人の場合20
依存が生まれる上に調整が複雑になるから時間がかかるんだよね。
 
相談できる相手がいて、全員が責任意識を持つ集団単位が2人なのです。
 
調べてみると2人で起業をして成功した会社ってたくさんあるんだよね。
 
ウチも偶然ですがそうでした。
今、弊社は行政と組み地域づくりの仕事をしていますが、それをたくらんだのが幹部社員の陽子ちゃんと優さんの2人でした。
「偶然」というのは指示ゼロ経営ではやり方を全て任せるのでチーム編成も自分たちで決めることができます。
そうしたら2人で相談しながら取り組むようになりました。
IMG_5929
 
正直、最初は「1人で考えろよ」と思ったのですが、集団の研究をする中でとても理に適っていることが分かったんです。

2人で取り組んだ方が仕事の効率が良くなる

ペアで取り組むメリットは仕事の効率が良くなる…コストパフォマンスが良くなることもあります。
以前にシステムエンジニア会社を経営する方からビックリする話を聞きました。
普通、エンジニア1人に1台のパソコンを与えますよね?
しかし、その会社では2人に1台だそうです。
1人が90分間作業をしてもう1人は隣に座りアドバイスをしたり間違いを発見するのだそうです。
90分経ったら役割交代。
つまり倍の人件費をかけるってわけです。
 
そうした方がコストパフォマンスが良くなる。
僕はその理由をこう考えました。
1、2人だと少し大胆な挑戦をする勇気が出る。
2、ミスを早めに発見できる。ずっと後になって発見すると膨大な時間ロスが生じますからね。3、2人で考えることで良いアイデアが出る。
 
ウチも新聞配達を2人体制でやろうかな?(笑)
ってのは冗談ですが、何か新しいことに挑戦する場合、クリエイティブな仕事の場合ペア制度はとても有効だということです。
 
他にも新入社員の育成を新人+先輩のペアで行うと効果が出るという話もあります。
教わる方も1対1だとしっかり学びますし、教える側も学び直しができるしお手本にならなきゃという責任意識が生まれます。
これも立派な「2人が責任者」という体制です。
 
「1人でやらせない」「2人で取り組む」「責任者を置かない」
 
新たな挑戦におけるチーム編成の作法だと考えます。
 
これでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい。

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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