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社員を指導してばかりいないで、社員から学ぶ機会を増やそう

普段、社員さんから何かを教えてもらうことはありますでしょうか?
常識では社長、上司が部下を指導しますよね?
でも、僕は優秀な人材は「社員から学ぶ社長」のもとで育つと考えています。
自分が知らないことを社員さんから教えてもらう。
知っていても改めて学ぶ。
 
今日はの記事は「社員さんから学ぶ社長のススメ」です。
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教える側になることで得られる3つのメリット

僕の息子が小学生の時、とても面白い授業をする理科のN先生がいました。
自分オリジナルの実験を考案して、子どもたちを惹きつけます。
息子は、先生の授業を受けた日は、家に帰ってくると学んだことを興奮して家族に自慢しました。それが本当に面白いので、僕も妻も熱心に聞いたものでした。
 
ある時、N先生にそのことを伝えるとこう言いました。
「それが僕が目指す授業です」と。
 
人に話したくなるような面白い授業をするという意味ではなく、人に話すことで学習効果を高めることを狙っているのです。
 
息子を見ていて、教える側になると3つのメリットがあると思いました。
「人に教えることで本人が一番学ぶ」
「教えることで自己肯定感が高まる」
「他者への貢献感を感じる」
 
知識的にも精神的にも大きなメリットがあるよね。
 
これは企業でも同じことが言えると思います。
 
人は、見たこと聞いたことはすぐに忘れてしまうけど、自分で喋ったことは多くを覚えています。さらに行動したことはいつまでも忘れません。
 
だから社員さんから学ぶ社長のもとで人材が育つんですね。
 
でも、それって簡単なようで、結構難しいと思います。
だって、教えるのって楽しいし気持ち良いからね。
 
それを抑えて学ぶ側に徹するのって、すごく人間力が要ることだと思います。
 
先日、僕の地元で行った指示ゼロ経営セミナーの参加者に、それを当たり前のようにやってのける社長がいました。

社員さんをパートナーとして尊重し素直に学ぼう

その方は、長野市でハウスメーカー「しあわせ家 田尻木材株式会社」を営む、田尻博巳
さんと言います。
 
セミナーの気付きをブログに上げ、そこで「社員さんから学んだ」と書いています。
その記事はこちら。
 
記事の中では、社員さんから何を学んだかは書いていません。
すごく気になる…というわけで教えてもらいましたが、講師の僕も気づかなかった重要なことでした。
すごい洞察力。
 
文章から社員さんへのリスペクト、感謝を感じますよね?
上からの評価じゃない。
社員さんを手下ではなくパートナーとして観ています。
 
僕も時々やってしまうのですが、スタッフが言ったことに対し、「うん、よく気付いたね」とあたかも自分は最初から知っていたような顔をして上から評価をしてしまうことが多いと思います。
でも、それだと自己肯定感も他者への貢献感も得ることはないですよね?
 
人はそもそも他者に役立つこと、喜ばれることが大好きな生き物です。
良いことは人に教えたくなる。(逆に、教えたくないというケースもあるが…)
そんな人間の理に適ったやり方をすれば良い…とてもシンプルなのだと思います。
 
これは上司ー部下の関係だけでなく仲間同士の関係にも言えます。
社員同士で教え合い学び合う会社は良く人が育ちますからね。
 
いつも指導する側になっていないか?
それに快感を覚えていないか?
 
社員さんから学び、それに感謝する。
とてもシンプルなプロセスで社員さんは育つのだと考えます。
知識的にも精神的にも。
 
それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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