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経営は「自分の望み」を「みんなの望み」に昇華される営み

成長する事業かどうか?のモノサシの1つは「メディアが取り上げる」「SNSで拡散される」だと考えています。
なぜならばメディアの掲載基準は「世に中の人が知りたい事、役立つこと」だし、拡散は「他の人に知らせたいこと」だからです。
みんなにとって良いことは広がる…社会の仕組みだと思います。
 
だから事業は自分の望みであるとともに、みんなの望みであるか?…そんな視点で考える必要があると思います。
 
今日は、そのチェックの意味を含めて記事を書きました。
 
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そもそも社員は誰のために働いているのか?

今って100%生活者に主導権がある時代です。
モノがなかった時代、生活者は「欲しい」が前提でしたし「何を買うか?」に悩みました。
でも、その時代は終わった。
満たされて「買わない」という選択肢を持ったのが今の生活者ですよね?
「無理して買わなくても十分」僕はそう感じる瞬間が多いです。
 
この状態を「手強い」と表現する人がいますが、その表現をしてい時点で黄信号だと思います。相手を攻略の対象として見ているから。
買わないという選択肢を持った生活者は攻略できません。
これが100%生活者に主導権があるということ。
 
社内も同じです。
「オレの望みを叶えるために、お前ら働けよ!」と言われてやる気になるでしょうか?
事業の成功が「社員さんの望み」にもなった時に自動巻きのヤル気が生まれます。
 
だから私たち商売人にできることは「選んでもらえる存在になること」であり、「みんなの望みである」を追求することだと思います。
 
例えば、僕の知り合いに企業を倒産させた人がいます。
すごく頑張っていたのですが10年ほどでダメになりました。
その人の原動力はコンプレックスでした。
昔、ちょいとワルで、問題を起こし高校を中退したのですが、それで偏見を持たれた。
それが起業の原動力だった。
「オレを見下したヤツらをギャフンと言わせてやる」ってこと。
 
すごい根性でお客様を増やし社員を雇用するまでになりました。
でも、社員とのトラブルが多く、すぐに辞められてしまう。
辞めると会社の規模も縮小、また1人で大きくし雇用→トラブル…その繰り返しだったと思います。
 
その原因は社員さんと話をして分かりました。
「誰も、社長のコンプレックス解消のために働きたくない」ってことです。
 
社長は強く望んでいるけど、まわりが誰も望んでいないことで成功するはずはないよね?

自分の望みをみんなの望みにしていく

経営は「自分の望み」を「みんなの望み」に昇華される営みなのだと思います。
社長だって人間ですから自分の望みがあって起業したり事業を継いだわけです。
でも「選ばれる」ことでしか事業は成長しないのだから、自分の望みをみんなの望みにしていかなきゃいけない。
 
じゃあ「みんな」って誰?って話です。
僕は、いつも「みんな」をこう考えています。
 
「自分」
「自分の家族」
「社員」
「社員の家族」
「取引先など関係者」
「お客様」
「地域」
「国」
「世界」
「天」
 
社員さんも望むことだったら指示命令しなくても動いてくれます。
家族も望むことだったら、安心して仕事に送り出してくれます。
関係者は圧力ではなく自発的に支援してくれる。
お客様を説得するコストも労力も、囲い込むコストも要りません。
地域や国が望むことならメディアやお客様以外の方も応援してくれます。
天が望むことが実現しないわけがないと思います。
 
やり方よりも「在り方」
なぜ事業をしているのか?
すべてはその答えにあると思います。
 
あ、もちろん自分の望みであることが前提ですがね。
 
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!
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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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