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やらされる「労働」を創造的な「仕事」に変えてしまおう

労働者という言葉の英訳を辞書で調べると「Labor」(レイバー)と「Worker」(ワーカー)の2種類あります。
前者の語源は奴隷・単純作業、後者は「仕事を創造する」というクリエイティブなニュアンスがありますよね?

どうやら働き方には2種類あるようです。
今の時代、命令に従う労働者ではなく、自ら仕事を創造するワーカーが求められると思います。社長が頭脳、社員は手足って時代じゃない。
頭脳集団にすることが求められると思います。
そして、これはどんな職種でも可能だと考えています。

今日の記事は、社員をワーカーにしようという内容です。

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どんな職種でもワーカーになる可能性を秘めている

僕の会社には30名以上の新聞配達員がいます。
新聞配達は典型的なレイバー型の労働です。
作業は単純で健康な方なら誰にでもできます。
自分で決められる裁量は少なく指示命令で動いてくれれば業務はまわります。
決まった時間に決まった新聞(銘柄)が確実に届けば良い。

これまではそうでした。
でも、今は事情が違ってきています。
単に、モノ(新聞)をお客様に供給する時代が終わったからです。
昔は情報を手に入れる手段が限られていたから、情報を届けることが重宝されました。
でも、今は情報は色んな手段で手に入るでしょ?
その先を行かなきゃいけないわけです。

「その先」って?
情報を手に入れた、その先に生活者が望むコトがあります。
「情報を仕事に活かし成功したい」「子どもの教育を充実させたい」
取引先の地元新聞社の社長が、それを「より良く生きるため」と言っていましたが、本当のそうだと思います。
情報は手段、その先にあるコトを提供する事が求められます。
新聞の内容を僕たちが変える事はできませんが、新聞を配りながらより良い生活のお手伝いはできます。

例えば、ある配達員は独居老人宅で前日の新聞が抜かれていない場合、すぐに会社に連絡してくれます。
民生委員さんを通じて安否確認をします。
配達員のミサちゃんは、クルマの車内灯を消し忘れている場合、新聞にメモを入れてくれます。
彼らはレイバーではなく「ワーカー」だと思います。
言われた仕事をこなすだけでなく自ら仕事を開発するのだから。

どんな職種でもワーカーになる可能性がある、そう考えています。

ワーカーは「ひとしごと」で育つ

ワーカーは育てようと思って育つものではないと思います。
その理由は「育てよう」というのは上司の意志で、「育とう」と本人が思わなければ、そうならないからです。
育てるではなく「育っていく」が正しいと思います。
育とうという意志は人が持つ本能みたいなものだと考えています。
ちゃんとした条件が整えば自ら育つ、そんな力を生得的に持っていると。

その条件とは「ひとしごと」にあると考えています。
ひとしごととは、「自分で決め」→「やってみて」→「その結果を手にする」一連のパッケージです。
例えば、クルマの車内灯の例で言うと、彼女がメモを入れた後、お客様からわざわざお礼の電話が来たのですが、これは「自分で決め、やってみたら、お客様に感謝された」というパッケージになっていますよね?

結果が見えて初めて「ひとしごと」になる。
結果とは「誰かの役に立った」という事実です。
言われたからやる、しかも、その先の結果を自分で確認できないとLabor的な仕事になってしまうのだと思います。
自分で結果を確認できないと上司の評価が必要になるので、さらに上司依存になってしまいます。

要するに「自分の仕事を自分でコントロールできる」…これがワーカーが育つ環境だと考えています。
ホワイトカラー=ワーカーで、ブルーカラー=レーバーってもんじゃない。
どんな仕事でも、自分でコントロールできるように工夫する余地はたくさんある。
それが企業成長の原動力になり、さらに仕事から直接幸せを感じる愉しい人生に直結するのだと思います。

それが「ひとしごと」…そう考えています。

それでは今日も素敵な1日を!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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