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今、抱えている悩みは1人で考えずに社員さんに相談しよう

社長は会社で起きる全てを自分の責任と捉えますよね?
その通りなのですが、それを解決する事まで1人で背負う必要はないと考えています。
 
僕は自律型組織の創り方に関して、多くの社長から様々な質問を受けますが、受ける相談の8割くらいに共通することがあります。
 
それは「僕ではなく、社員さんたちに聞いた方が良い」だという事。
「1人で悩んでいないで社員たちに相談すれば良い」という事です。
 
社員に聞くべきことがほとんどなのです。
僕はいつもそうしています。
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社長の責任は課題解決能力の高い集団を創ること

例えば、社員に聞くべき事とはこんな感じの悩みです。
「困っている社員がいるのに助けない。チームワークが悪い」
「クレームが発生すると『私には関係ない』と無関心」
 
こういう問題を1人で悩み一生懸命考える社長が多いんです。
その背景には、常に社長が正解を提示しなければいけないという思い込みがあります。
だから1人で抱え込んでしまう。
これは責任感からくるものなのですが、社長の本当の責任は自分で解決策を出すことではないと考えるのです。
 
「自分たちで」改題を解決できる集団を創ることです。
 
特に今は変化が激しい上に、お客様の欲求が高度になってきているので常に社長が正解を出すことが非常に難しい時代です。
1人で解決策を考え、指示を出すことに限界がきている。
 
だから、社長は「という問題があるが、みんなはどう思う?」と集団に問いかける事が大切です。
自分たちで解決策を考えてもらうってこと。
もしかすると、そう言うと社員から「社長はどう考えるのですか?」と聞かれるかもしれません。
社員によっては「社長が責任放棄をした」と捉えるかもしれない。
 
そんな時は、常に自分が正解を提示し指示できるわけではない事、そして自分の責任は課題解決能力の高い集団を創ることだと説明することです。

問題が起きた時は1人で考える前に、そのまんまを社員たちに聞く

この話をすると、よく「社長がファシリテーターになるって事ですね?」と聞かれますが、そうではないと考えます。
ファシリテーターがいなければ課題を解決できないのは優れた集団ではないと思う。
進行役がいなくても、自分たちで進められるのが自律型組織です。
 
人の集団って、課題を解決しようと動き出すと、誰かが進行役をやらなくても、自分たちで制御・調整する力があるのです。
ちょっと混乱するかもしれませんが、時間が経つにつれ絶妙な調和が生まれます。
 
慣れ合うことなく、バラバラになることもなく、最高の調和を作ることができる。
そうなると、課題が発生する度に、自動的に成長する集団になりますよ。
 
さらに自分たちで解決する習慣ができると、課題を発見する力も身に付きます。
社長が気づく前に自分たちで発見し、自分たちで解決できるようになったら嬉しくないですか?
そうなるためには、まずは問題が起きた時に「なんとかせねば!」と1人で考える前に、そのまんまを社員たちに聞くのが良いと思います。
 
「今、ウチの会社は◯◯な問題があるが、みんなどう思う?」と。
 
ほとんどの課題は、自分たちで考え解決できるはずです。
1人で悩まず頼もしい社員さんたちに相談してみてはいかがでしょうか?
 
それでは今日も素敵な1日をお過ごしくださいね。
 
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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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