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「指示を出さずに自発的に動くのを待つ」…これが辛いと感じた場合の対処法

人は「何かをやる」よりも「やめる」方が難しいです。
「やる」よりも「しない」の方が大変。
例えば、ダイエットがそうだよね。
成功する秘訣は、食べるという行為を別のものに変えることだと言います。
食べる替わりに歩くと、ヨガをするとか。
 
同じように、指示ゼロ経営を導入すると「指示をしない」という苦悶に陥ります。
だから、指示をしない代わりに別の行動をつくると上手くいきます。
 
今日は、その別の行動について考えたいと思います。
IMG_1999 IMG_1999

任せても何かあるとすぐに聞いてくる場合

いちいち指示をするからいつまで経っても社員が自分で考えないというのは事実です。
で、自発的に考えないから指示を出しちゃう、あるいは何か聞かれるとすぐに答えちゃうという悪循環に陥ります。
 
これを好循環にしたいところです。
 
ところが、指示を出さずに自発的に動くのを待つのはとても大変です。
じれったいし苦しいよね?
 
僕は、この解決法はとてもカンタンだと考えています。
「指示しない」という行動に代わる、別の行動をつくればいいのです。
 
例えば、分からない事があると自分で考えずにすぐに聞いてくる社員に対しては「いや〜、私もこの分野は苦手でね」という行動にしてしまう。
 
これを「とぼける力」と言います(笑)

進捗と結果の見える化で自発性を育てる

他にも「進捗と結果の見える化」という方法があります。
上司が評価しなくても自分たちで客観的に評価できる仕組みです。
 
例えば、弊社で使っているツールの1つに「お遍路システム」があります。
今は、指示ゼロ経営が定着したので使っていませんが、最初のころは重宝しました。
これは自分がやることを時系列的に書いたもので、1つクリアする度にスタンプを押して行きます。
 
お遍路
 
これをオフィスに張り出します。
 
進んでいないと誰の目にも一目瞭然。
上司は「指示をしない」という行動の代わりに「このシートを黙って眺める」という行動に変えます。
眺めるのは上司だけじゃなく仲間も眺めますしね。
 
これが自発的かつ内発的な気付きと行動力を生みます。
 
さらに、進んでいない社員がいたら、他の(順調な)社員たちに「◯◯さん進まずに困っているね〜」とひとり言のように伝えるいう行動をとります。
 
評価はせずに事実だけを伝える。
 
これを「つぶやく力」と呼んでいます(笑)
 
指示をしない、でも動かないという状態になったら、代わりの行動を用意すると良いと思います。
 
とぼけても良いし、つぶやいても良い、別の行動もあるはずですから、自分に合ったラインナップを見つけてはいかがでしょうか?
 
それでは今日も素敵な1日を!
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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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