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自社の会議は、経営計画書は、お客様に見せられるか?

公開日: : BMR研修, 顧客を自社の応援団にする

良い会社はどんな会社か?
色んな判断基準があると思いますが、僕は「お客様に見せられる」という基準が一番分かりやすいと考えています。
経営計画書をお客様に見せられるか?
会議を見せられるか?
バックヤードを見せられるか?…顧客本位であれば見せられると思うのです。
 
上っ面な企業を見抜く目を今の生活者は持っていると思います。
だから「見せられる」企業が選ばれる、そう思います。

建前ではなく本当に顧客本位な企業だけが選ばれる時代になった

見せない方が良いものを堂々と見せていた企業もあります。
民営化された直後なのですが、10年ほど前、とある郵便局に行ったら社内向けの訓示がデカデカと張り出してあったんです。
「結果こそ全て!」「数字を意識しよう!」「目標達成意識の強化」と。
 
アチャ〜って感じですよね?
これだったら嘘でも「お客様満足の追求」の方が良いと思った(笑)
 
顧客本位と言いながら実は自分たち本位というケースも多いと思います。
特に会議や経営計画書。
「地域に信頼される…」なんて言いながら、その事を掘り下げて話し合わずに、すぐに「どう攻略するか?」に話が移っている、そんな会社です。
「訪問件数」「面会率」「成約数」…全部主語は「自分」
 
こんな会議や計画書はお客様に見せられないですよね?
 
今は、お客様が100%決める時代です。
モノが不足していた時代は企業側に主導権があった、でも、今は基本的にモノに満たされているから「買わない」という選択肢を生活者が持っています。
 
企業にできることは唯1つ「お客様に選ばれる存在になること」そう思うんです。
生活者の選ぶ基準も、企業が言っていることじゃなく、ユーザーの感想です。
グーグルの検索窓に商品名や企業名を入れると、自動的に「◯◯ 評判」って出るもんね。
 
建前ではなく本当に顧客本位な企業だけが選ばれる時代になったのだと考えます。
それを具体的に明記している会社があります。

お客様には見せないものに企業繁栄の成否が隠されている

僕がBMR研修(企業の未来イメージを新聞にするワークショップ)でお邪魔した企業は、当然のようにそれを描きました。
「そんなこと考えたことがないから苦労する」…そんな様子は微塵もなく、当然のようにサッと描けるんです。
 
BMRでは「未来に出される新聞に自社が特集された」…その新聞を自分たちで書くのですが、そこに実在するお客様を挙げ、その方に新聞記者が取材に行ったという体で、お客様に喜ばれるイメージを創ります。
 
先月にお邪魔した兵庫県赤穂市の化粧品店は「丁寧なカウンセリングで納得いくまで相談に乗ってくれる。エステが素晴らしく心まで心地良くなりました。生活になくてはならない存在です」と書きました。
その時に様子はこの記事を読んでね。
 
昨年お邪魔した岐阜の山本呉服店さんは「託児所が併設されて、ママ友と一緒に行ける。安心して子どもを預けられるので和の文化に触れる機会が増えそうです。」と書きました。
yamamoto
 
これらの作品は基本的に社内向けのものです。
全員参加でビジョンを描き、そのプロセスを考え、作品づくりを協働で行うことでチームワークを学ぶもの。
でも、作品はお客様にも見せられるものです。
「こんな素敵なことを目指している企業なんだ」と思ってもらえるはずです。
 
同時に、求職者にも「こんな会社で働きたい」と思ってもらえるはずです。
 
上っ面な企業を見抜く目を生活者は持っている。
普段、お客様には見せないもの、そこにこそ企業繁栄の有無が隠されているのだと思います。
 
それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい!
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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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