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会社のためではなく社員のために社員教育をする会社が成功する

「人材育成は何のためにやるか?」…そう問われれば、会社を発展させるため、そう考える社長が多いと思います。
でも、社員さんの立場で考えると、それって素直に「ハイ」と言えるでしょうか?
すごく基本的な部分だと思いますが、そこからボタンの掛け違いが起きていることが多いと思います。
 
もし、それが社員さんのためになったら、どれだけ自分事になるかと思います。
今日は、真逆の発想で人材育成を成功させる方法を考えたいと思います。
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純粋な気持ちで応援した人は、相手からも応援される

社員に応援して欲しいと思ったら、まずは社長が社員を応援することだと考えています。
「フレー、フレー」ってことじゃないよ。
 
最近「応援されたければ、まずは自分から誰かを応援しよう」そんな考え方に出会いました。
それを教えてくれたのがSNSを中心に企業とお客様、社長と社員の関係性を深めるお手伝いをしている、親友の「和みん」こと勝矢和美さんでした。
すごく深い話だから、この記事を読んでね。
 
和みんの考えの深いところは、応援されたいという意図を持って応援するのではなく、素で出来るようになろうということです。
戦略ではなく人間性ってこと。
応援していたら、結果的に応援されていたというのが理想だという話です。
 
これって人材育成にも当てはまると思うんです。
「働け!」「会社のために」の掛け声では義務感で動く人を量産してしまうと思います。
社員を応援することで、結果的に社員が高いロイヤリティを持って自発的に仕事に励んでくれるという構図が良いと考えます。
 
では、社員を応援するというはどういう事か?
その究極は、自社を辞めても、どこでも通用する力を育てることだと考えます。
それが本当に社員を応援することだと。

仮に自社が潰れても困らない社員を育てる

僕は人材育成の目的をこう考えるようになりました。
 
「もし、ウチが倒産しても他の企業から引く手あまたでヘッドハンティングされる人材を育てる」と。
さらに「その会社で、自らの力で協働、共創の場を創れる」と。
もしくは「僕が社長を辞めても、何も変わらず自分たちで盛り上げていくことができる」と。
 
それじゃ損じゃん!って思うかもしれませんが、そういう社員が育てれば、結果的にそういう事態にはならないと考えているのです。
 
独立されないか?という心配もあると思いますが、無いとは言いませんが、その可能性は低いと思います。
業界にもよりますが独立心の強い人は少数派です。
平成25年に厚労省が行った調査では、離職理由のほとんどが、ひとことで言えば「今の会社が嫌になった」というものでした。
自分を応援してくれる会社であれば永く勤めたいと思うものだと考えています。
また、独立してもこれまでの人間関係が良好であれば、業務委託という形でパートナーシップを組むことができます。
一昨年に弊社を退職した社員は、ヨガの先生になりましたが、今でも時々、業務を委託していますもん。
すごく良い仕事をしてくれます。
 
この人材育成の哲学なくして、どんなに大枚をはたいて優れた研修を行っても、効果は限定的だと思います。
研修を自分事と捉えないからです。
 
「会社のために」と言われると、人は「自分のため」と考えるようになる。
「あなたのため」と言われると、「会社のために」と考えるようになる。
 
人間の性質だと思います。
 
社員教育は社員のため、本当にそう考えることができたら、社員は育つし会社のためにがんばってくれると考えます。
 
それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい!
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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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