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才能や能力を、それを持っていない人のために使う人が繁栄する

以前に、師匠に「キミの才能は、その才能をもっていない人のためにある」と言われ、すごく肚に落ちたことがあります。
同時に、人材育成も「何のために自分を鍛えるのか?」と問われれば、「それを必要とする人のため」…そんな意識が大切なんだと気づきました。
それが、やがては社員本人に返ってくる、会社に返ってくるのだと思います。
 
他者のために力をつけ使う…これが繁栄の原則、そう思います。

知識を身につけ技術を向上させるのは喜ばれる存在になるため

「他者のために力を使った人が、結果的に自分も得をする」…世の中はそのようにできています。
自分がお客の立場だったら、顧客を攻略することに力を入れている企業と、顧客に喜ばれることを一番に考えている企業とだったら、どちらを選ぶかは自明ですよね?
社員の立場だったら、私腹を肥やす社長と、みんなにの幸せを考えている社長とだったらどちらのもとで働きたいかなんて自明です。
 
商売は「どれだけの人が応援してくれるか?」が繁栄を決めると思います。
そして、応援されたければ自分から誰かを応援…自分の力を相手のために使うことです。
 
これを本当に実践している2人の素敵な教員がいます。
夢新聞でお世話になっている、加藤宏忠先生と牧野直樹先生という小学校の先生です。
 
加藤先生は子どもたちに「学力も大切だが、愛される人になるために勉強をしよう」と学習の目的を明確にしています。
自分が競争社会を勝ち上がるために勉強するのではないということ。
加藤先生のクラスで夢新聞をやった数日後に、子どもたちから嬉しい手紙をいただきました。
 
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感謝という形で僕を応援してくれた、そして僕は彼らをもっと応援したいと思った。
こうして互いに繁栄していくのだと思いました。
あ、加藤先生は僕の娘の担任でしたが、その時のエピソードは是非、読んでほしいです。
「僕らが目指すものは「愛される人」になることだと思う」
 
先月、牧野先生のクラスで夢新聞を行った時、終わって帰ろうとした時に子どもたちがアーチを作って僕を見送ってくれました。
 
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照れくさいような嬉しいような気持ちの奥底で、僕はすごく感動して涙を堪えていました。
 
これ、企業でも同じですよね。
喜ばれる存在になるために知識を身につけ、技術を向上させる、これが人材育成の哲学だと思います。

人から応援されたければ自分から誰かを応援する

この哲学を持って人材育成にあたる企業が繁栄するのだと思います。
 
「私たちは何のために仕事をするのか?」と問われれば、幸せな人生を送るため、結局、自分のためだと思います。
でも、そのためには人に喜ばれ役立つ存在になることが一番の方法です。
それは「最初に喜ばれることをする→後から自分が得をする」という構造ですが、最初に我慢をして、後で報われる、そういうことではないと考えます。
喜ばれる事自体から幸せを感じるから。
 
神様は私達を、人に喜ばれることをしている時にとても幸せを感じるように創ってくださっています。
同時に、その幸せを感じながら仕事をしている人に物質的な富も与えてくださる。
この関係、これがこの世の摂理だと思います。
 
そう考えると合点が行くことがあります。
とにかく自分たちの数字を上げることばかり考え、喜ばれる活動をサボっている企業って、苦しい思いをする割には儲かっていない、つまり生産性が悪いと思います。
知識を入れ、技術を磨き、それを直接自分たちのために使うからだと思います。
 
例えば、僕の業界でも会議で自分たちの話しかしない会社があります。
数字の話、訪問件数の話、面会率、成約率・細かな話なのですが、全部、自分たちの話で、お客様のことは出てこない。
時には「話法」を磨くトレーニングもします。
聞いただけで怖くなるでしょ?(笑)
切り返しの技術だもん、お客様に嫌われるよね?
 
せっかくお金をかけて習得した知識や技術の使い方が間違っているのだと思います。
 
「どれだけの人が応援してくれるか?」が繁栄を決めます。
そして、応援されたければ自分から誰かを応援…自分の力を相手のために使うこと。
 
攻めるのではなく選ばれることに、お金も時間もエネルギーも使う企業が、これから先に残っていくんじゃないかな?
精神論ではなく、構造の話だと思います。
 
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!
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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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