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他者への貢献感を味わえる職場では社員がグングン育つ

「良い野菜は良い土壌で育つ」これは人材育成にも言えることだと思います。
どれだけムチを打っても、土壌=企業環境が悪ければ人は育ちようがありません。
至れり尽くせりの環境が良い環境ではありませんが、現代人が育つ環境というものがあると思います。
それは仕事に求めるものが手に入る環境だと考えます。
 
今日の記事は、現代人が何を求めているのか?どんな環境で今の人が育つのか?どうすればそういう環境を創れるか?
そんな事を考えたいと思います。

1980年台を境に心の豊かさを求める人が増えた

仕事で得られる喜びは人それぞれ、価値観の問題だと思いますが、昔と今とでは大きく変わってきていると思います。
昔、経済的に富むことが豊かさだという時代がありました。
僕は、ギリギリその次代の空気を吸っています。
 
これは内閣府の国民生活に関する世論調査の資料ですが「これからはモノの豊かさか?心の豊かさか?」に答えた結果です。
 
kokoro
 
1985年から「心の豊かさ」と答える人が多くなってきていますよね?
この時期に何があったんでしょうかね?
あ、CCBの「Romanticが止まらない」が流行ったな〜(笑)
世界がカラフルに見えるようになったのか?
 
平成27年の時点で70%の人が心の豊かさと答えていますよね?
これはよく消費の世界で活用される資料ですが働く動機に関しても言えると思います。
要するに、お金のためだけに働くわけじゃないってこと。
精神的な満足を求めているんだよね。
企業規模の大小に関わらずこれが得られる会社には求人が集まります。
 
では、心の豊かさって何?って話です。
 
これも人によって違うと思いますが、ある調査から1つの傾向が見て取れると思います。

心に豊かさは他者に貢献することで得られる

同じく、内閣府の国民生活に関する世論調査に「社会への貢献意識」があります。
これです。
 
社会貢献意欲
 
どこかで見た覚えがないですか?
僕も資料を間違えたのかと思いましたが、先程の「心の豊かさ、モノの豊かさ」のグラフに酷似していますよね?
 
同じく1980年代に社会貢献に関心がある人の割合が伸びています。
これは偶然ではないと思います。
1980年代後半は工業社会の成長期終盤に当たりますが、終盤に向かう時は価値観の変化が始まるのだと思います。
 
モノよりも心の豊かさを求める人が増えている。そして何を持って心が潤うかと言えば、他者、社会に役立つこと。
ということは人材が育つ環境=仕事の喜びが得られる職場は、他者への貢献がある職場と言えます。
「人に喜ばれる仕事をしている会社」ってこと。
さらに、社会に好影響を与える仕事。
 
そういう会社が社員が育つだけでなく、お客様からも選ばれます。
お客の立場になれば当たり前の話ですが、売ることに熱心な会社と自分を喜ばせてくれることに熱心な会社とだったら、どちらから買うか?って話です。
そんなの自明だよね?
つまり経済的にも豊かになれるということです。
 
これって怖いですよね?
心が満たされながら経済的にも豊かになれる会社がある一方で、どちらも手に入らない会社もある。
 
どちらを選びますか?
 
それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい。
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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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