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今抱えている問題のほとんどはチームで取り組めば解決できる

公開日: : 組織育成

社員が個々で頑張っているか?それともチームとして取り組んでいるか?
これって生産性と創造性に大きな違いが出ると考えています、というか確信しています。
もちろんチームで取り組んだ方が良いってことです。
 
個々の役割を明確にすることは大切ですが、それをすべて1人で考え実行するのは損なことだと思います。
 
今日は、チームで取り組もう。その方が何倍も効果が高いからという話です。

集団はミッションを持つと自律的に動き出す

僕はこのことを夢新聞の活動で子どもたちから学んでいます。
夢新聞ワークショップでは子どもたちに「制限時間までにクラス全員が1人残らず夢新聞を完成させる」というミッションを与えるんです。
 
なぜそうするかと言えば、夢って決して1人で実現できるものじゃないからです。
人の支えがあって初めて実現できる。
でも、待っていてもなかなかそういう人は現れませんよね?
応援して欲しいと思ったら、まずは自分が誰かを応援しなきゃです。
それを体験するワークショップが夢新聞です。
 
制作がスタートすると、まずは自分の夢新聞に集中します。
でも、そのうちに周りに困っている友だちがいないか気にする子が出ます。
その子たちが行動すると、まわりの子どもたちに伝染して、終了5分前くらいになると「みんなでミッションを達成しよう!」というエネルギーが教室内に充満して、1人1人が自分に出来ることをやり始めます。
そうするとアイデアが出て、制作が加速するんです。
 
だいたい終了の間際でミッションを達成するのですが、時間ギリギリまでかかってしまう子には、これまで100%仲間がヘルプに入ります。
 
IMG_2756
 
もしかしたら1人で取り組んでいたら途中で諦めちゃったかもしれません。
それが仲間がいたから最後まで諦めなかった、僕はいつも実感しています。
 
これは大人にも、職場にも言えることだと考えています。

チームで取り組むことで得られる4つのメリット

基本的に仕事は個々の社員に役割を割り振り行いますよね?
個々が頑張って成果を上げれば全体としても成果が出るはず、という発想です。
僕も、以前はこの方法を採っていました。
責任を明確にするため、そしてやった人とそうでない人に報酬で差をつけるためです。
 
僕が考えたことは、社員は自分の責任領域が明確になれば「やらなきゃいけない」という負荷がかかりシャカリキに頑張るはずだと思ったのです。
そうするとね、最初は確かに頑張るのですが、いかんせん1人ではアイデアが出ないし、そうなると途中で嫌になっちゃうのです。
で、最後は「報酬が下がったら下がったでしょうがない」と諦めてしまう。
役割を明確にすることは大切だと考えますが、すべて個で完結するのは良くないと気づきました。
 
そこで上下関係のないチームをつくり、1つの目標を決め、自分たちで役割を決め、チームで取り組むように変えました。
 
すると会社は全く違う光景になりました。
4つの良いことが起きるようになりました。
 
メリット1:知恵が出る。
「三人寄れば文殊の知恵」は本当の話です。
 
メリット2:勇気が出る。
出たアイデアを実行する時って怖いですよね?
それが仲間と一緒に取り組むことで勇気が出て実践レベルが飛躍的に上がりました。
 
メリット3:助け合い、学び合うことで成長する。
1人1人を分断すると、「1人1人の社員 対 上司」という関係になってしまいます。
何か困ったことがあると上司に相談に来ますし、部下に注意を与えるのも上司です。
上司は毎日が忙しい。でも充実している。
 
メリット4:業務がスムーズに回るようになる。
チームで取り組むと上司には時間的・精神的ゆとりが持てます。
そうするとチームの仕事が忙しい時にヘルプに入れるので仕事の滞りがなくなり、キレイに流れるようになるのです。
 
良いことばかりですよね?
 
部署はあるが、それがチームになっていない、そんな会社は、チームとしての目標があるか?役割を自分たちで決めているか?…そこをチェックしてみてはいかがでしょうか?
 
それでは今日も素敵な1日を!
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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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